![ビッグ・クエスチョン <人類の難問>に答えよう](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001921/0019217989LL.jpg)
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | NHK出版 |
発売年月日 | 2019/03/14 |
JAN | 9784140817735 |
- 書籍
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ビッグ・クエスチョン
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ビッグ・クエスチョン
¥1,650
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商品レビュー
3.9
48件のお客様レビュー
エネルギー=空間 もの凄く単純に解釈すると私の頭ではこうなるのだが。本書は、2018年に亡くなったホーキング博士の一般向けに質疑回答された読み物であり、他の博士の本より非常に分かりやすく書かれている。それでいて、死生観、宗教観、宇宙の始まりなどの原初的、哲学的な難問に触れる内容...
エネルギー=空間 もの凄く単純に解釈すると私の頭ではこうなるのだが。本書は、2018年に亡くなったホーキング博士の一般向けに質疑回答された読み物であり、他の博士の本より非常に分かりやすく書かれている。それでいて、死生観、宗教観、宇宙の始まりなどの原初的、哲学的な難問に触れる内容でもあり、もしかしたら、大きくあなたの価値観を変えるかも知れない。それ位のビッグ・クエスチョンを扱う内容だ。 冒頭の式に戻ろう。無から宇宙が誕生した時の等式だ。ビッグバンで正のエネルギーが大量に生じたとき、それと同じだけの負のエネルギーも生じた、という事を示した。正のエネルギーと負のエネルギーで差し引きはゼロで、エネルギーはその後もずっとゼロ。ビッグバンと釣り合う膨大な量の負のエネルギーこそ、宇宙空間だというのだ。重力と運動に関する自然法則によると、空間そのものが負のエネルギーの広大な貯蔵庫なのだ。それだけの負のエネルギーがあれば、すべてを足し上げた結果がゼロになる。 この話が明らかにするのは、その転換が何故起こったのかは依然不明だとしても、この宇宙は、神の絶大なエネルギーが関与して開始したのではなく、エネルギーがビッグバンを起こした結果として同時に空間が誕生した。宇宙の総和が「無」になると言うのなら、神は関与していないということだ。 1960年代は、多くの科学者は、宇宙に始まりがあるはずはないと直観的に思っていた。そのため、神の手に頼らなければならないだろうと考えていた。ホーキング博士の主張は神への挑戦にも見える。興奮する内容だ。 ー 宇宙は原理または法則によって支配された機械であり、宇宙を支配するその法則は、人間の頭脳で理解することができるのだ。 ー 自然法則に従えば、宇宙は陽子と同じく何の助けもなく自発的にひょっこり出現できるだけでなく、ビッグバンは原因がなくても起こりうる。原因はいらないのだ。この説明の背景にはアインシュタインの理論があり、宇宙のなかで空間と時間は根本的なレベルで絡まり合っているという彼の洞察がある。ビッグバンの瞬間に、時間そのものが始まったのだ。この途方もない考えを理解するために、空間に漂うブラックホールを考えよう。典型的なブラックホールは、質量が非常に大きいために自分の重さで潰れてしまった星だ。その強大な重力からは、光でさえも逃れることはできない。ブラックホールがほぼ完全に「ブラック」なのはそのためだ。ブラックホールの重力は非常に強いため、光の進路が曲がるだけでなく、時間の進み方も変わる。それを理解するために、ブラックホールに飲み込まれる時計をイメージしてみよう。時計がブラックホールに近づくにつれ、時間の進み方はどんどん遅くなる。時間に対して時計が遅れるのではなく、時間そのものの進み方が遅くなるのだ。 ビッグバンの説明にブラックホールを援用する。最後に辿り着いた境地はどこだったのか。ホーキング博士は死とどのように向き合ったのだろうか。神なき世界観は、それが事実だとしても途方がない。宇宙の誕生から今まで、全ては連鎖反応である。一つの生命は一つの鎖の輪に過ぎない。博士はそれを、塵という。意味のある塵だと。 ー 神が宇宙を創造したのかという質問を受けるとき、私は質問者に対して、その質間は意味をなさないと答える。ビッグバン以前には時間が存在しなかったのだから、神が宇宙を創造するための時間もなかった。…私に信仰はあるのだろうか?人はそれぞれ信じたいものを信じる自由があり、「神は存在しない」というのが一番簡単な説明だというのが私の考えだ。宇宙を作った者はいないし、私たちの運命に指図する者もいない。そこから私は、深い気づきに導かれた。おそらく天国は存在せず、死後の生もないだろう。死後の生を信じるのは希望的観測にすぎないと思う。死後の生があるという信頼できる証拠はないし、そんなものがあれば、科学について私が知るかぎりのことと矛盾する。人間は死ねば塵に帰るのだろう。だが、私たちが生きつづけることには意味があり、生きて影響を及ぼすことにも、子どもたちに伝える遺伝子にも意味はある。私たちの一度きりの人生は、宇宙の大いなるデザインを味わうためにある。そしてそのことに、私はとても感謝している。
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★★★★☆やっと読み終わりました。過酷な運命にも負けずに研究者としてものの仕組みを明らかにする仕事を続けてきた。どのテーマも興味深い内容でした。今話題のAIについては、今後どうなっていくのかちょっと怖くなる内容でした。
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諸事情により読みきれなかったため感想のみ。 分かりやすくユーモア溢れる部分も多いが、何を話しているかサッパリの部分もあり。 かといって置いてけぼり感もなく、よく分からないけどなんとなく聞いてみよう、と思える。
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