へいわとせんそう

たにかわしゅんたろう(著者), Noritake

• 販売会社／発売会社: ブロンズ新社
• 発売年月日: 2019/03/13
• JAN: 9784893096579

商品レビュー

2024/11/23

テレビで紹介していて、子どもが産まれたら絶対に買おうと思っていた絵本。戦争について子どもにどう伝えるか、大いに参考になる。「朝のリレー」もそうだが、本当に私が子どもに伝えたいことを言葉にしてくださっている。偉大な谷川俊太郎さん。

2024/11/06

この詩と共に載せる絵としてNoritakeさんのイラストが大正解過ぎる。シンプルで余計な書き込みがないからこそ、しっかり想像の余地を残してくれているし、「せんそうのよる」や「せんそうのくも」の演出にギョッとさせられる。最後のページの対比は今後何度でも味わいたい。

2024/10/31

平和と戦争がそれぞれ対比される形で進行する。
戦争のない日常がいかに幸せでありがたいことなのか改めて考えさせられた。
家族でご飯を食べ、勉強をして、暖かい布団で寝るという毎日当たり前のようにしていたことも戦争があったら真逆の生活を強いられてたかもしれない。
今の日本は平和な時代を生きているのだと、もっと自覚を持っていきたい。

後半で平和と戦争の対比から、味方と敵の対比になる。
平和と戦争はこんなにも違うのに、敵と味方はみんな同じ人間。
人間同士が、まったく同じ生き物同士が、争い、多くの命を奪う。
平和から戦争へと残虐な日常に変えていく。