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ポストヒューマン 新しい人文学に向けて
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ポストヒューマン 新しい人文学に向けて

ロージ・ブライドッティ(著者), 門林岳史(訳者)

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ポストヒューマン 新しい人文学に向けて

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 フィルムアート社
発売年月日 2019/02/26
JAN 9784845917259

ポストヒューマン

¥3,300

商品レビュー

3.7

3件のお客様レビュー

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2023/05/09

(はじめに書いておくと、新味ある語彙、ジャーゴン、などを拾うには善いと感じましたが、名著感はそこまで充ちてこないかなと思われます。) トピックとして例出される、サイファイなみの現行形兵器、などに驚愕する感覚はあり、その驚きについては価値があるので、読書体験としてはまずまずでした...

(はじめに書いておくと、新味ある語彙、ジャーゴン、などを拾うには善いと感じましたが、名著感はそこまで充ちてこないかなと思われます。) トピックとして例出される、サイファイなみの現行形兵器、などに驚愕する感覚はあり、その驚きについては価値があるので、読書体験としてはまずまずでした。文章的な言い回しの格好良さは評価にあたいすると思います。 トーテムとしてのオンコマウス、という捉え方など。 ところどころエッジの立つ、煌めきの部分はある。

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2023/01/02

Rosi Braidotti 氏による『The Posthuman』の邦訳書で、ポストヒューマン思想の決定的入門書。最初英語版で読んでみたが、まるで理解できなかったので邦訳で改めて読んでみた。 原著は2010年代前半に書かれた本ではあるが、ますますこの思想の潮流の重要性は高まっ...

Rosi Braidotti 氏による『The Posthuman』の邦訳書で、ポストヒューマン思想の決定的入門書。最初英語版で読んでみたが、まるで理解できなかったので邦訳で改めて読んでみた。 原著は2010年代前半に書かれた本ではあるが、ますますこの思想の潮流の重要性は高まっている。全体を通じて、かつて人間なるものに尺度を与えた「ニューマニズム」に対して批判的な行い、新しくポストヒューマン的人文学を確立できるか、そして自然科学との関係をいかにして超克できるかについて述べられている。著者は、90年代にアメリカを中心に巻き起こったサイエンス・ウォーズが人文学に与えた影響についても割とポジティブに捉えているように感じる。 同著者による最新作『Posthuman Feminism』も読んでみたいが自分の英語力のなさで英語版に読むのが果たしてできるかどうか。

Posted by ブクログ

2021/06/02

人文学=ヒューマニティーズの「the Human」って誰を指しているんでしょうか。西洋の健康的な白人で、男性をイメージしていましたよねってお話。ダ・ヴィンチの人体図がアイコン。 主体を考えるときに、人間だけではなく動物や非生物、技術的な存在まで拡張することは何を生み出すか。 ポ...

人文学=ヒューマニティーズの「the Human」って誰を指しているんでしょうか。西洋の健康的な白人で、男性をイメージしていましたよねってお話。ダ・ヴィンチの人体図がアイコン。 主体を考えるときに、人間だけではなく動物や非生物、技術的な存在まで拡張することは何を生み出すか。 ポスト人間中心主義への脱構築をどのように進めていこうか。 生き方を科学的に捉えること。 目指すはアファーマティブな社会。 みたいな話なんでしょうか。 重要そうなキーワードを並べ立てましたが、残念ながらわたしには難しくて理解できませんでした。 ものごとの捉え方を考え続けることの難しさ〜。

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