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闇冥 山岳ミステリ・アンソロジー ヤマケイ文庫
1,078円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 山と渓谷社 |
発売年月日 | 2019/02/23 |
JAN | 9784635048590 |
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闇冥
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商品レビュー
3.8
7件のお客様レビュー
山を愛する人に悪い人はいない、とは言えない。世代を超えて、親の因果が子に報い。 登山の本といえば、困難を乗り越えて、大団円というのを、多く呼んできたが、こうした物語もあって、人間は変わらないのだなぁと感じた。
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松本清張『遭難』、新田次郎『錆びたピッケル』、加藤薫『遭難』、森村誠一『垂直の陥穿』の4編が収録された山岳ミステリーアンソロジー。 「冬山は極限の密室」で、荒れ狂う大自然の中で、卑小な人間が持つ心の奥の闇を描くには、山岳小説が最適と、編者の馳星周氏。 それゆえ、主に遭難がテーマと...
松本清張『遭難』、新田次郎『錆びたピッケル』、加藤薫『遭難』、森村誠一『垂直の陥穿』の4編が収録された山岳ミステリーアンソロジー。 「冬山は極限の密室」で、荒れ狂う大自然の中で、卑小な人間が持つ心の奥の闇を描くには、山岳小説が最適と、編者の馳星周氏。 それゆえ、主に遭難がテーマとなっており、どの作品もハッピーエンドとはいかない内容である。 初出が昭和30年・40年代で、いささか古さを感じさせるところもあるが、何れも山岳小説ファンには見逃せない作品といえる。
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山での究極状態を利用すれば計画的な殺人が可能になる。それを利用した山岳ミステリ4編のアンソロジー。 加藤薫氏の作品が収録されているのが貴重。他の大御所の作品の動機が復讐や恋敵等でやや陳腐で引いてしまったのに対し、加藤薫作品では若者群像の中での意識下で曖昧にしており、作品としての迫...
山での究極状態を利用すれば計画的な殺人が可能になる。それを利用した山岳ミステリ4編のアンソロジー。 加藤薫氏の作品が収録されているのが貴重。他の大御所の作品の動機が復讐や恋敵等でやや陳腐で引いてしまったのに対し、加藤薫作品では若者群像の中での意識下で曖昧にしており、作品としての迫力が違う。筆者自身が学生時代に鹿島槍に登り、仲間4人が行方不明になったことがベースにあるらしい。
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