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吃音 伝えられないもどかしさ
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吃音 伝えられないもどかしさ

近藤雄生(著者)

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吃音 伝えられないもどかしさ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2019/01/31
JAN 9784103522614

商品レビュー

4.4

34件のお客様レビュー

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2025/02/11

吃音で悩んでいる当事者の葛藤と苦悩が伝わってきた。症状がいつでるかも、重くなるか、軽くなるか、全く出ないかも様々で、いまだに未知な部分が多い。

Posted by ブクログ

2025/01/11

昨日、著者のお話を聴く機会に恵まれ、早速今日購入し読んだ。2016年の吃音が原因で看護師が自死、のニュースは覚えていた。看護師1年目のしんどさは経験上良く分かる。そこにさらに吃音による問題を抱えていたと考えると、胸が苦しくなる。同級生に何人か吃音の子がいたことも思い出した。読んで...

昨日、著者のお話を聴く機会に恵まれ、早速今日購入し読んだ。2016年の吃音が原因で看護師が自死、のニュースは覚えていた。看護師1年目のしんどさは経験上良く分かる。そこにさらに吃音による問題を抱えていたと考えると、胸が苦しくなる。同級生に何人か吃音の子がいたことも思い出した。読んでいて、吃音に関して自分が何も知らないことがよく分かった。 吃音に限らず、障害者手帳の申請をするかどうかは当事者にとっては、それぞれの想いがあると思う。だが、吃音だと身体でも精神でも取れるようだと知った。この曖昧さは吃音特有なのではないか、と思った。 吃音をどう捉えるか。吃音を良くする、なくす、という考え方。吃音であることに無理にあがらわず、共に生きていくという考え方。自分の短所と思われることに関しての向き合い方と同じだと思うが、吃音の場合は必ず治るという確証がない、ということは悩ましさを増す理由になるだろう。 それにしても、髙橋さんの吃音への向き合い方には感服する。そこに寄り添う著者の優しい雰囲気も感じられ、ちょっとした描写も相まって、その場に自分もいるような気持ちで読んだ。髙橋さんの努力、苦悩、ももちゃんへの愛を余すことなく感じられた。 ノンフィクションはあまり読んだことがないのだが、ノンフィクションだから感じる強さがある。それは、部分的にはどうにもならなさも感じるが、全体的にはとても希望を持って読むことができた。 吃音だけでなく、様々な症状やそれぞれの悩んでいること、困っていることに対して、みんなが理解しようとする社会になることを切に望む。

Posted by ブクログ

2024/12/18

吃音を抱える人の深い悩みと、人生の中で続く苦労を知らなかった。吃音を抱える人にたいして上司や先生という立場になる人や、クラスメイトや同僚になる人に、強く勧めたい本です。

Posted by ブクログ