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物語 北欧神話(下)
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物語 北欧神話(下)

ニール・ゲイマン(著者), 金原瑞人(訳者), 野沢佳織(訳者)

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物語 北欧神話(下)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 原書房
発売年月日 2019/01/22
JAN 9784562056279

物語 北欧神話(下)

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商品レビュー

4.2

11件のお客様レビュー

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2023/03/28

神々の終焉「ラグナロク」に向かって進んでいきます。力任せのトールと狡猾なロキ、旅に出たりしていいコンビかとも見えたのですが次第に溝が深まっていきます。 ロキのお茶目な悪戯も次第に陰湿なものになり、オーディンの次男ハルドルを弟のホズを巧妙に用いて殺害するとゆう事件を起こし、神々か...

神々の終焉「ラグナロク」に向かって進んでいきます。力任せのトールと狡猾なロキ、旅に出たりしていいコンビかとも見えたのですが次第に溝が深まっていきます。 ロキのお茶目な悪戯も次第に陰湿なものになり、オーディンの次男ハルドルを弟のホズを巧妙に用いて殺害するとゆう事件を起こし、神々から無視されるようになったり。恒例になったエーギルの館での宴会で男女の神々を1人づつ侮辱して回ったりして毒舌ぶりを発揮し憂さ晴らしたり。これが「ロキの口論」と言う美しい散文形式で口喧嘩しあうものみたいですが、今風で言えばラップバトルみたいなものかも? それで神々から恨みをかい洞窟に閉じ込められてしまうのですが、ここでも目を覆いたくなるような虐待にあい。ロキが苦痛にうごめくと地震が起こったとか。ナマズみたいですね。そして洞窟から解放された時には霧の巨人側につきロキの虐げられてた3人の子供たちも参戦して神々との最終戦争になります。 アースガルズが消えたあとイザヴェルという新しい世界が生まれる。 神々の世界の終焉は避けられなかったのかな? 北欧といえば、ムーミンとかサンタクロースを思い浮かべてたんですけど。 ヴァイキングの詩人たちが伝えた北欧神話は凄まじいものでした。 でも、これがなければ、「指輪物語」も「マイティ・ソー」も「進撃の巨人」も生まれなかった訳だから北欧神話凄しです。 「9」という数字が多く出てきたのが気になってますが一番大きな数字で次は0になって繰り上がるので「長い」とか「生まれ変わる」とか象徴的な意味合いがあるようです。オーディンが世界樹に吊るされてた期間も9日だったし、フレイのお相手も9日後に婚礼をとか、9つの国とか結構9が好きみたいです。 あとルーン文字とかも気になりました。 訳者のあとがきでゲイマンの「アメリカン・ゴッズ」を勧めていたので読んでみたいと思いました。

Posted by ブクログ

2022/07/10

とても面白かった。神々が人間と同じように殺し合いをしており他の神話には無い闇の部分を感じた。 専門用語は多いが、後ろに用語集がある為、わかりやすい。

Posted by ブクログ

2022/04/30

下巻 トールの巨人国への旅/不死のリンゴ/ゲルズとフレイの話/トール、ヒュミルと釣りにいく/バルドルの死/ロキの末路/ラグナロク――神々の終焉/用語集/著者による覚書/訳者あとがき

Posted by ブクログ

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