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安楽死・尊厳死の現在 最終段階の医療と自己決定 中公新書2519
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安楽死・尊厳死の現在 最終段階の医療と自己決定 中公新書2519

松田純(著者)

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安楽死・尊厳死の現在 最終段階の医療と自己決定 中公新書2519

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2018/12/19
JAN 9784121025197

安楽死・尊厳死の現在

¥946

商品レビュー

4.4

11件のお客様レビュー

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2023/12/17

安楽死や尊厳死の現状を知りたいと思い読んだ。 元々安楽死や尊厳死を希望していた人が認知症などで自分の意思が表現できない状態になった時に、安楽死や尊厳死を望んだままなのか確認することは困難である。今健康に暮らしている状態の私は、将来深刻な病を抱えた時に過剰な延命はしなくていいと思っ...

安楽死や尊厳死の現状を知りたいと思い読んだ。 元々安楽死や尊厳死を希望していた人が認知症などで自分の意思が表現できない状態になった時に、安楽死や尊厳死を望んだままなのか確認することは困難である。今健康に暮らしている状態の私は、将来深刻な病を抱えた時に過剰な延命はしなくていいと思っているが、実際に死が迫るような状況になったらどう感じるかは想像できない。 本人の意思を確認することはできないが、こんな状態で生きているのが本人の為になるわけないと他人が決めて安楽死を実行してしまったら、それはただの殺人になってしまうかもしれない。 高齢化社会の中ですごく重要な問題だと思った。

Posted by ブクログ

2021/12/12

医師や医療者のみで書かれたこの手の著書には、奥行きがない。 医師や医療者の論理の押し付けでしかない。 社会心理学、倫理学、死生学の研究者が書かれていると、多面的に見ることができる。 誰も死にたいとは、思っていないのに、自分の生を終わらせたいと考える。 それを深く考えないといけな...

医師や医療者のみで書かれたこの手の著書には、奥行きがない。 医師や医療者の論理の押し付けでしかない。 社会心理学、倫理学、死生学の研究者が書かれていると、多面的に見ることができる。 誰も死にたいとは、思っていないのに、自分の生を終わらせたいと考える。 それを深く考えないといけない。 著者は、生命倫理学、哲学が専攻。 安楽死、尊厳死に付いて、よく医師や医療者が語るのは、偏りがある。 安藤泰至先生の安楽死尊厳死を語る前に知っておきたいことをより深くした内容。 ACPを学ぶにも、読んでおいても良いと思う。 医師医療者のみではなく、死生学、生命倫理学、哲学の専門家を加えないと、多面的に語ることはできない。 医学が人間が生きて行く事に万能という訳ではない。 医学ができることは、ごくごく一部なのだ。

Posted by ブクログ

2021/01/14

S490.154-チユ-2519 2019年には新潟在住の神経難病患者さんがスイスで医師幇助自死を遂げ、 今年は京都在住のALS患者さんの嘱託殺人容疑で医師2名が逮捕されるという事件が起きました。 さまざまな議論がある領域ですが、医療関係者は避けて通ることができません。 論点を...

S490.154-チユ-2519 2019年には新潟在住の神経難病患者さんがスイスで医師幇助自死を遂げ、 今年は京都在住のALS患者さんの嘱託殺人容疑で医師2名が逮捕されるという事件が起きました。 さまざまな議論がある領域ですが、医療関係者は避けて通ることができません。 論点を的確に理解するために、世界の現状を「最も正確に」伝えてくれる一冊です。

Posted by ブクログ

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