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承久の乱 真の「武者の世」を告げる大乱 中公新書2517
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承久の乱 真の「武者の世」を告げる大乱 中公新書2517

坂井孝一(著者)

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承久の乱 真の「武者の世」を告げる大乱 中公新書2517

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2018/12/19
JAN 9784121025173

承久の乱

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商品レビュー

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37件のお客様レビュー

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2024/07/13

承久の乱 真の「武者の世」を告げる大乱 著:坂井 孝一 中公新書 2517 鎌倉初期、東国は、鎌倉幕府、西国は、朝廷という、2重の権力構造をとっていた ■承久の乱の結論 源実朝死後に、東国の朝廷への巻き返しをはかったが、敗北、日本全国が、鎌倉幕府のもとに統一された  ①朝廷...

承久の乱 真の「武者の世」を告げる大乱 著:坂井 孝一 中公新書 2517 鎌倉初期、東国は、鎌倉幕府、西国は、朝廷という、2重の権力構造をとっていた ■承久の乱の結論 源実朝死後に、東国の朝廷への巻き返しをはかったが、敗北、日本全国が、鎌倉幕府のもとに統一された  ①朝廷の暴走を監視するために六波羅探題を強化  ②西国にも、東国地頭がおかれ、鎌倉幕府の全国統一がなった 恩賞として、東国武士へ  ③平安から続く、土地問題などの紛争処理を円滑に処理するため、御成敗式目が作られて、武士の朝廷への優位が明文化された ■承久の乱に至る概況 1199 頼朝急死 1203 頼家危篤、北条比企の確執により、頼家殺害される    実朝征夷大将軍へ    執権北条時政により、政敵の排除続く 1205 畠山重忠 滅亡、北条時政失脚、尼将軍政子、実弟北条義時政治を主導 1209 実朝親政へ 1213 和田合戦 ~この間、鎌倉幕府、後鳥羽上皇との協調関係すすむ~ 実朝の後継将軍をめぐって、幕府と朝廷との確執 後鳥羽の息子を将軍へとの思惑 1219 三代将軍源実朝暗殺 1221 承久の乱勃発 倒幕ではなく、北条義時への追討が名目 尼将軍政子の名演説 朝廷vs北条 ⇒ 朝廷vs鎌倉幕府へと争点が変化 東国武士は北条へ味方  鎌倉幕府軍は 19万の大軍に 3ルートから京都へ  ①東海道ルート 10万  ②東山道ルート 5万  ③北陸道ルート 4万  06/05尾張・美濃の合戦 06/13 瀬田の合戦、宇治の合戦 06/15 入京 東軍の圧勝となる この年 1221 は日本の政治の実権が、朝廷から、鎌倉幕府へ完全に移った、歴史的な年である ■乱後  天皇家、摂関家の人事    後堀川天皇践祚、後高倉上皇院政   九条道家から前関白近衛家実へ   敵対貴族の処分  後鳥羽院、順徳帝などの配流  以後朝廷勢力は、鎌倉幕府がおいた、六波羅探題の監視下に置かれることとなる  西国武士の処分、東国武士が地頭権を得て移住することに、鎌倉幕府の西国支配の完成  1232 御成敗式目 法令の明文化により、鎌倉幕府の政治方針が確定した  文化面への影響 軍記物の成立・成長   保元物語   平治物語   平家物語      愚管抄   吾妻鏡 が当時の同時代的記録  新古今和歌集の成立 目次 はじめに 序章 中世の幕開き  1 院政の成立  2 武者の世の到来  3 豪奢にして多彩なる文化 第1章 後鳥羽の朝廷  1 源頼朝の幕府草創  2 文化の巨人  3 君臨する帝王 第2章 実朝の幕府  1 三代将軍源実朝  2 鎌倉激震  3 朝幕協調の平和  4 将軍惨殺 第3章 乱への道程  1 実朝横死の衝撃  2 妥協から敵対へ  3 承久の大内裏造成  4 乱に向けて 第4章 承久の乱勃発  1 北条義時追討へ  2 動揺する幕府、反撃する幕府  3 進撃する鎌倉方 第5章 大乱決着  1 最後の攻防  2 大乱後の京都  3 敗者の運命 第6章 乱後の世界  1 新たな時代の政治  2 新たな時代の文化 終章 帝王たちと承久の乱 あとがき 主要参考文献 関係略年表 ISBN:9784121025173 。出版社:中央公論新社 。判型:新書 。ページ数:304ページ 。定価:900円(本体) 。発行年月日:2018年12月 。発売日:2018年12月20日

Posted by ブクログ

2023/10/15

傑作。皆それぞれの立場があって、命をかけてそれを全うしていたんだろうなと想像して号泣した。当時も人が死んだらちゃんと悲しい。

Posted by ブクログ

2023/05/20

日本史の大きな転換点となった承久の乱を、前後の史実で浮かび上がらせる書。院政、鎌倉幕府の成立から対立、乱の実態、その後の変化と、読みどころが多い。 それにしても、『鎌倉殿』ロスが続いている、、、

Posted by ブクログ

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