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承久の乱 真の「武者の世」を告げる大乱 中公新書2517
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2018/12/19 |
JAN | 9784121025173 |
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承久の乱
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承久の乱
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承久の乱 真の「武者の世」を告げる大乱 著:坂井 孝一 中公新書 2517 鎌倉初期、東国は、鎌倉幕府、西国は、朝廷という、2重の権力構造をとっていた ■承久の乱の結論 源実朝死後に、東国の朝廷への巻き返しをはかったが、敗北、日本全国が、鎌倉幕府のもとに統一された ①朝廷...
承久の乱 真の「武者の世」を告げる大乱 著:坂井 孝一 中公新書 2517 鎌倉初期、東国は、鎌倉幕府、西国は、朝廷という、2重の権力構造をとっていた ■承久の乱の結論 源実朝死後に、東国の朝廷への巻き返しをはかったが、敗北、日本全国が、鎌倉幕府のもとに統一された ①朝廷の暴走を監視するために六波羅探題を強化 ②西国にも、東国地頭がおかれ、鎌倉幕府の全国統一がなった 恩賞として、東国武士へ ③平安から続く、土地問題などの紛争処理を円滑に処理するため、御成敗式目が作られて、武士の朝廷への優位が明文化された ■承久の乱に至る概況 1199 頼朝急死 1203 頼家危篤、北条比企の確執により、頼家殺害される 実朝征夷大将軍へ 執権北条時政により、政敵の排除続く 1205 畠山重忠 滅亡、北条時政失脚、尼将軍政子、実弟北条義時政治を主導 1209 実朝親政へ 1213 和田合戦 ~この間、鎌倉幕府、後鳥羽上皇との協調関係すすむ~ 実朝の後継将軍をめぐって、幕府と朝廷との確執 後鳥羽の息子を将軍へとの思惑 1219 三代将軍源実朝暗殺 1221 承久の乱勃発 倒幕ではなく、北条義時への追討が名目 尼将軍政子の名演説 朝廷vs北条 ⇒ 朝廷vs鎌倉幕府へと争点が変化 東国武士は北条へ味方 鎌倉幕府軍は 19万の大軍に 3ルートから京都へ ①東海道ルート 10万 ②東山道ルート 5万 ③北陸道ルート 4万 06/05尾張・美濃の合戦 06/13 瀬田の合戦、宇治の合戦 06/15 入京 東軍の圧勝となる この年 1221 は日本の政治の実権が、朝廷から、鎌倉幕府へ完全に移った、歴史的な年である ■乱後 天皇家、摂関家の人事 後堀川天皇践祚、後高倉上皇院政 九条道家から前関白近衛家実へ 敵対貴族の処分 後鳥羽院、順徳帝などの配流 以後朝廷勢力は、鎌倉幕府がおいた、六波羅探題の監視下に置かれることとなる 西国武士の処分、東国武士が地頭権を得て移住することに、鎌倉幕府の西国支配の完成 1232 御成敗式目 法令の明文化により、鎌倉幕府の政治方針が確定した 文化面への影響 軍記物の成立・成長 保元物語 平治物語 平家物語 愚管抄 吾妻鏡 が当時の同時代的記録 新古今和歌集の成立 目次 はじめに 序章 中世の幕開き 1 院政の成立 2 武者の世の到来 3 豪奢にして多彩なる文化 第1章 後鳥羽の朝廷 1 源頼朝の幕府草創 2 文化の巨人 3 君臨する帝王 第2章 実朝の幕府 1 三代将軍源実朝 2 鎌倉激震 3 朝幕協調の平和 4 将軍惨殺 第3章 乱への道程 1 実朝横死の衝撃 2 妥協から敵対へ 3 承久の大内裏造成 4 乱に向けて 第4章 承久の乱勃発 1 北条義時追討へ 2 動揺する幕府、反撃する幕府 3 進撃する鎌倉方 第5章 大乱決着 1 最後の攻防 2 大乱後の京都 3 敗者の運命 第6章 乱後の世界 1 新たな時代の政治 2 新たな時代の文化 終章 帝王たちと承久の乱 あとがき 主要参考文献 関係略年表 ISBN:9784121025173 。出版社:中央公論新社 。判型:新書 。ページ数:304ページ 。定価:900円(本体) 。発行年月日:2018年12月 。発売日:2018年12月20日
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傑作。皆それぞれの立場があって、命をかけてそれを全うしていたんだろうなと想像して号泣した。当時も人が死んだらちゃんと悲しい。
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日本史の大きな転換点となった承久の乱を、前後の史実で浮かび上がらせる書。院政、鎌倉幕府の成立から対立、乱の実態、その後の変化と、読みどころが多い。 それにしても、『鎌倉殿』ロスが続いている、、、
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