商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2018/12/12 |
JAN | 9784065136287 |
- 書籍
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悲憤
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悲憤
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商品レビュー
2.7
3件のお客様レビュー
今まで読んだ本の中では、中野太郎について、それほど良い書かれ方をされていなかったと思うけれども(今まで読んだ本の中では中心人物ではなかった、というのもあるだろうけれども)、自伝を読むと、どんな人物にも自分なりの正義があるものなのだなと思う。 どんなに暴れまわり、どんなに怒鳴り散ら...
今まで読んだ本の中では、中野太郎について、それほど良い書かれ方をされていなかったと思うけれども(今まで読んだ本の中では中心人物ではなかった、というのもあるだろうけれども)、自伝を読むと、どんな人物にも自分なりの正義があるものなのだなと思う。 どんなに暴れまわり、どんなに怒鳴り散らしていようとも、それがヤクザであり、筋は通している、と。 この本を読む限りでは、渡邉芳則組長はなんだか頼りない印象だけれども、中野太郎は、自分にとって組長は渡邉組長だけであり、ずっと礼儀を重んじて尽くしてきた、と言う。 でも、そんなふうに思っている人間が、この内容の本を出版するだろうか。 これではまるで、自分が表に出たくないから立てているだけで、実際には、渡邉芳則を自分より下に見ているようだ。 ヤクザの自伝。 結局は、最後の言い訳と、若気の至りに対する周囲への謝罪、そして、この道を選ばざるを得なかった自分に対する憐憫、なのかな。
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元山口組ヤクザ、中野太郎。武闘派、「喧嘩太郎」「懲役太郎」の異名をもつ。五代目山口組渡邉芳則組長のこと、同宅見勝若頭事件のこと等を語る。 出てくる人物が多く、頭の中で整理しながら読みました(思った以上にゆっくり読んでいたみたいです)。現在の経済ヤクザではなく、昔からの任侠道の人だ...
元山口組ヤクザ、中野太郎。武闘派、「喧嘩太郎」「懲役太郎」の異名をもつ。五代目山口組渡邉芳則組長のこと、同宅見勝若頭事件のこと等を語る。 出てくる人物が多く、頭の中で整理しながら読みました(思った以上にゆっくり読んでいたみたいです)。現在の経済ヤクザではなく、昔からの任侠道の人だったなのだなあと。変わりゆく時代の流れを追って書かれていました。潔い人なのかなとも。人となりが見えました。悲憤以外にあまり感情を出さない人なのか、出さないようにしているのか(出すとまずいのか)。こういう分野が好きな方、追っている方はいいかもね。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
またまた元暴力団幹部の自叙伝を読んだ。 なぜ彼らは本を書くのだろうか? 自分の生きてきた証? 自分がやってきたことを正当化するため?etc. では、なぜ読むのだろうか? 未知へのあこがれ? 怖いもの見たさ?etc. この類の本を読むたびに「もう卒業しよう」と思うのだが、また出たら、また読むだろうなぁ…。
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