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みかづき 集英社文庫
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みかづき 集英社文庫

森絵都(著者)

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みかづき 集英社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2018/11/20
JAN 9784087458060

みかづき

¥1,375

商品レビュー

4.3

299件のお客様レビュー

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2022/05/18

大島家の人生

大島家の人生を描いた作品。 信念ある人に翻弄されながらも信念をもつ吾郎さんには憧れます。 自分も四苦八苦しながら最後は、一角の人になりたいと思うけどな。 一郎が苦しみながらも前に進んでいくのは、別の小説を読んでいるような章でよかった。 一冊でいろいろな楽しみが得られる本で...

大島家の人生を描いた作品。 信念ある人に翻弄されながらも信念をもつ吾郎さんには憧れます。 自分も四苦八苦しながら最後は、一角の人になりたいと思うけどな。 一郎が苦しみながらも前に進んでいくのは、別の小説を読んでいるような章でよかった。 一冊でいろいろな楽しみが得られる本です。

ゆう

2025/01/27

面白かった。超大作ではあるけれど、1つの物語ではあるのだけれど、主人公が移り変わっていく、オムニバス形式なのが私には新鮮で良かった。導入の吾郎の魅力に惹きつけられ、千明と共同で頑張っていくところに野心を見て、でも2人に諍いが生まれていくにつれて、読むのが辛いというか、読み込みにく...

面白かった。超大作ではあるけれど、1つの物語ではあるのだけれど、主人公が移り変わっていく、オムニバス形式なのが私には新鮮で良かった。導入の吾郎の魅力に惹きつけられ、千明と共同で頑張っていくところに野心を見て、でも2人に諍いが生まれていくにつれて、読むのが辛いというか、読み込みにくくなり…。でも千明単独編からは、千明の人間らしさや葛藤がよく分かり、私はこの箇所が一番好きだった。一郎編もよかった。一郎を経て、教育が巡り満ちた満月のようになったのでは。 家族が複雑な点もまた魅力的で、なにか欠けているような、それでいて満ちているような。 教育のことも色々と考えされられた。とくに、塾や習い事などは子どもの意志でないケースも多く、顧客と支払い元が違うのだから、求めるものやゴールに相違が生じてしまうところ。たしかに、塾でバイトしていたときも感じたな。進捗と理解度どちらをとりますか…と。 この本が好きな人はきっと人の苦しみも野望も家族の愛情も感じられる素敵な人なんだろう。私はどうだろう。

Posted by ブクログ

2025/01/19

戦後から現代までの「私塾」の観点の大河小説だった。 元々長編を読み終わった後の読後感が好きというものあり、こちらも楽しめた。 各時代の文部省と私塾との確執や私塾同士の経営戦争など、これまで知らなかった観点での出来事を知ることができてよかった。 全編を通して、恵まれない、他の人よ...

戦後から現代までの「私塾」の観点の大河小説だった。 元々長編を読み終わった後の読後感が好きというものあり、こちらも楽しめた。 各時代の文部省と私塾との確執や私塾同士の経営戦争など、これまで知らなかった観点での出来事を知ることができてよかった。 全編を通して、恵まれない、他の人より遅れている子供たちを照らそうとする人物の姿勢や感情に感極まりました。

Posted by ブクログ

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