- 新品
- 書籍
- 書籍
- 1213-01-00
科学者の社会的責任 岩波科学ライブラリー279
1,540円
獲得ポイント14P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
| 発売年月日 | 2018/11/16 |
| JAN | 9784000296793 |
- 書籍
- 書籍
科学者の社会的責任
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
科学者の社会的責任
¥1,540
在庫なし
商品レビュー
3.5
3件のお客様レビュー
科学者の社会的責任 責任の三つの相(研究実施・製造物・応答) 責任ある研究の実施(第1相:内部規律) 研究不正をしないこと 科学者集団の規範(マートン:普遍性、公開性、公平無私、系統的懐疑) 組織の機関責任(研究不正対策) 査読システムは真偽の境界を引かない 製造物責任(第2相:...
科学者の社会的責任 責任の三つの相(研究実施・製造物・応答) 責任ある研究の実施(第1相:内部規律) 研究不正をしないこと 科学者集団の規範(マートン:普遍性、公開性、公平無私、系統的懐疑) 組織の機関責任(研究不正対策) 査読システムは真偽の境界を引かない 製造物責任(第2相:作ったものへの責任) 原子核エネルギー解放の責任(原爆) パグウォッシュ会議(核兵器廃絶を目指す) アシロマ会議(遺伝子組換え技術のリスク管理) 応答責任(第3相:市民からの問いかけ) 説明責任(税金投入への) 「わかりやすく説明する」ことの難しさ(情報の正確さの減衰) 報道歪曲への責任 「いつでも確実で厳密な答え」を求める固い科学観 知識が時々刻々書き換えられる性質の説明 予防原則 トランサイエンス(科学で問えるが答えられない問題) 日本の責任論:「物質科学にひそむ原罪」(朝永振一郎) 人間(humanity)としての良心に基づく道徳責任 ELSI(倫理的・法的・社会的側面) 意図せぬ結果への責任(ELSI/RRIの広い見方) RRI(責任ある研究とイノベーション) 倫理的に受容可能・持続可能・社会的に望ましい研究 (RRI) 協働する透明性のある相互作用プロセス (RRI) プロセス重視の動的な概念 (RRI) RRIは「新たな理想的管理の道具」か? (批判) システムの問題をシステム自体を変えることで乗り越える (RRI) 「生活者の自然科学」(高木仁三郎) 公共空間 (public space) 公の問題について公の議論をする場 公共の議論を支えるメンタリティ・技術文化 リベラルアーツ(公的な議論をする力) 「あたりまえと思われてきたことに対して問いを発し、疑ってかかる」教育 (ラッセル) シティズンシップ(市民性、能動的主体) 自由な思考(Open mind)、制度設計をする力 関係者が共に考え直す(相互対話) 専門家の意見が割れるのは当然 「専門家に全て決めてほしい」と丸投げしない市民
Posted by 
科学者であれば、自分が何のために研究を行うのか?思い悩むことがある。自らの研究ステージに応じてその答えは様々で、時とともにその答えは変遷する。これまで様々な知識人が述べてきた社会的責任についてよくまとめられていると思う。ただ、何かが自分の現場にフィットしない。そんな感じを受けるか...
科学者であれば、自分が何のために研究を行うのか?思い悩むことがある。自らの研究ステージに応じてその答えは様々で、時とともにその答えは変遷する。これまで様々な知識人が述べてきた社会的責任についてよくまとめられていると思う。ただ、何かが自分の現場にフィットしない。そんな感じを受けるかもしれない。答えは自ら見つけるものである。
Posted by 
科学のあるべき姿は常に社会とのあり方と共にある。科学側に求められる元とともに社会の側も理解しておくべきだと思う。
Posted by 
