

商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ダイヤモンド社 |
発売年月日 | 2018/11/15 |
JAN | 9784478103906 |
- 書籍
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凡人のための地域再生入門
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凡人のための地域再生入門
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商品レビュー
4.3
78件のお客様レビュー
【この本から学んだこと3選】 ①お金が無いではなく、今ある分で出来ることから始める →新規事業を立ち上げて活動を始める際、どうしても頭を悩ませるのが資金繰り面。最初から最終目標のための投資をするのではなく、可能な分だけお金を使う。そこから徐々に事業を拡大していけばいい。 ②補助金...
【この本から学んだこと3選】 ①お金が無いではなく、今ある分で出来ることから始める →新規事業を立ち上げて活動を始める際、どうしても頭を悩ませるのが資金繰り面。最初から最終目標のための投資をするのではなく、可能な分だけお金を使う。そこから徐々に事業を拡大していけばいい。 ②補助金など、簡単に手にできるお金はNG →国や地方自治体から、事業支援を目的とした補助金を受け取ることができる。が、初めから補助金に頼ってしまうと、組織が補助金ありきのものとなってしまい、ゆくゆく補助金の提供期間が切れ資金源が断ち切られたら、たちまち経営状態は火の車となってしまう。何があっても独立系の意識で。民間でやることに、外からの血は適さない。 ③既存組織の改革より、新規で立ち上げるべし →既存の組織は、多くのしがらみや凝り固まった古い考え方などに縛られているケースが多々ある。それらを打ち壊すのに、本来は事業実施に回せたはずの労力を余計な争いに割かねばならず、そうなってしまっては本末転倒。その場合、組織改革よりも新規立ち上げのほうがはるかに事業に専念することができる。 図書館で良さげな本を探しているときにたまたま見つけたこの本。自分も地元活性化のために何かできることを考えてみようかな…。 本書は小説形式で地域再生について解説されているので、難しさのない楽しく読める初心者向けの1冊だと思います。
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何かで目について。ダヴィンチだったかな? 小説形式でわかりやすいし、面白かった。 私は超保守派の役所に近い方の人間で、1つのところで長く勤めたいと思うタイプ。 なので、主人公たちをタフですごいなと思う。 周りにもいるけど、気づくと違う事業をやっているし、失敗してもめげない人が...
何かで目について。ダヴィンチだったかな? 小説形式でわかりやすいし、面白かった。 私は超保守派の役所に近い方の人間で、1つのところで長く勤めたいと思うタイプ。 なので、主人公たちをタフですごいなと思う。 周りにもいるけど、気づくと違う事業をやっているし、失敗してもめげない人が多い。 ずっと走り続けている。 家族の理解がポイントになりそう。本書だと佐田くんの奥さんもすごい。
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これは面白かった! 地域再生事業家である著者が、衰退した地方の再生について、小説形式で描いている本。 とっても読みやすく、次から次に問題やら課題が立ちはだかってきて、どうやって乗り越えていくのかが面白い。半沢直樹ばりに嫌なキャラクターも出てきて、嫌なことを繰り返すけど、最後はス...
これは面白かった! 地域再生事業家である著者が、衰退した地方の再生について、小説形式で描いている本。 とっても読みやすく、次から次に問題やら課題が立ちはだかってきて、どうやって乗り越えていくのかが面白い。半沢直樹ばりに嫌なキャラクターも出てきて、嫌なことを繰り返すけど、最後はスッキリできる。 この本を通じて一貫して述べているのは「役所に任せたらダメになる」「補助金だよりの事業は失敗する」という点。 確かに現場のことを分かってないというか、目的自体が異なっている役所。お金を引っ張ることだけに価値観を置くコンサルやら政治家やらと、本当に地域のために事業を行う人たちでは、結果が違ってくるのは当然だ。 建てるより維持費の方が金がかかる(建設費の3〜4倍)のに、建設費の補助金を引っ張ることを目的にして、潤うのは元請けの工務店だけ。残されたハコモノの維持費は、結局は税金で負担していくことになるという構図。 地方で事業をするならお金はかけず、小さく始めて、失敗を繰り返しながら、臨機応変に計画を修正しながら動かしていく。役所は失敗は許されないし、一度計画したものは簡単には変えられない。 その対比というか矛盾が、地方衰退の原因なのかと腹落ちした内容だった。 物語間のコラムがとてもためになって、納得の内容だった。小説の流れの中で、タイムリーなミニコラムの形式なっているから、すごく理解しやすい。 まあ、インフラとしての行政の役割りは当然必要だけど、変化への対応はなかなかできない。民間の事業へ金を出すだけではなく、環境を整備してくれるようにしたら、うまく共生できるのではないかなと思った。 まあ、頭の固い古い政治家さんではなかなか難しいだろうから、そろそろ若い世代へバトンを渡していっていただきたい。 衰退地域でも仕事ができるかも、と可能性を感じることができた良書。
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