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ひだまり
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ひだまり

林木林(著者), 岡田千晶

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ひだまり

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光村教育図書
発売年月日 2018/11/01
JAN 9784895722216

ひだまり

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商品レビュー

4.3

16件のお客様レビュー

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2025/05/21

ミユキさんの本棚から─── あなたにとってお気に入りの あの場所 ひとりで独占したくなるよね けど大切なだれかと一緒だと もっとお気に入りになる あなたにとってお気に入りの あの場所 けど大切なだれかと一緒だと それだけでいつものけしきが さらに輝く あなたにとってお...

ミユキさんの本棚から─── あなたにとってお気に入りの あの場所 ひとりで独占したくなるよね けど大切なだれかと一緒だと もっとお気に入りになる あなたにとってお気に入りの あの場所 けど大切なだれかと一緒だと それだけでいつものけしきが さらに輝く あなたにとってお気に入りの あの場所 大切なだれかと一緒でないと 寂しい そうだ! 場所なんてどこでもいいんだ 大切なだれかと一緒にいる、 それが幸せなんだ 2匹のねこがたいせつなこと を教えてくれる 心温まるだけどせつない物語

Posted by ブクログ

2025/03/19

『ボタンちゃん』や『あかり』でも思ったけれど、岡田千晶さんの絵はとても繊細なタッチで優しさに溢れていて大好き。野良猫のトラビスとミケーレの生きざまが切なくもあたたかい、まさにひだまりのような絵本。

Posted by ブクログ

2025/03/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 本書は以前読んだ「あかり」と同じ、林木林さんの文と岡田千晶さんの絵によるコンビの絵本であることから、どこか共通したものを感じられた、それは何気なく存在するものに宿っていた普遍的な温かさに気付かせてくれた陰に、それと相反するような痛みも潜まれていたことから、何れも人間を題材にしてはいないものの、まるで一人の人間の人生を切り取ったかのような、ままならない人生模様の中にも、ささやかな希望の光があることの素晴らしさを教えてくれたのだと思う。  ずっと一匹で自分の思い通りに人生を生きてきた、猫の「トラビス」は、食べ物も自分で捕らず半ば脅すようにして他の猫から奪ったりと、その半ば無気力でありながらも殺伐とした雰囲気は今後も決して変わることが無いだろうと思われる中、ある出来事によって、これまでに一度も体験したことのない感情が芽生えたことで、彼自身の人生は生まれ変わったかのように一変するのだが・・・。  詩人というのは絵本作家とはまた違った、世界に対して独特の見方をしているようでありながら、時に人生に於ける一つの核心をついたようなメッセージが胸に突き刺さることがあって、本書は幸せを掴んだと思った矢先の、まさかと思われる出来事は決してまさかなどではない、いつかは必ず訪れるものに対して、どう向き合って生き続けるのかを問い掛けているように感じられた。  表紙のような、精密なタッチでありながらも温かさの宿る絵が魅力の、岡田千晶さんの色鉛筆も、本書では四季の変化と呼応するかのように移り変わる、トラビスの心情を痛々しい程に描ききっているのが特徴的で、特に冬の凍った水たまりにひびが入っている様を見つめている彼の絵は、まるでそこに映る青空にひびが入っているようにも見えてくる悲しみが、彼の内面を色濃く表しているようで、読んでいる私も苦しくなる。  その後もトラビスは、自分を中心に回っていると感じていた世界の変貌に戸惑いながら必死であがき続けるものの、その非情なまでの展開には日頃の行いの悪さのツケが回ってきたようでもあるのだが、私には決してそれだけでは無いように感じられたのは、初めて知ったある感情によって、彼に(とっては)得体の知れない喪失感が生じているからこそ、言いようのない苛立ちや怒りを隠せないのであり、そこまで彼自身を苦しめる感情であったのならば、そもそも最初から出会わない方が、却って元のままの自信に満ち溢れた彼のままでいられたのかもしれないと思うと、そうした感情なんて生じない方が良かったのだろうか? と思いそうになるが、決してそうでは無かったことを本書は教えてくれる。  『ひだまり』は、日の当たらない場所があるからこそ初めて実感できるありがたみがあるように、自分にとって、もしも誰かからそのような優しい温かみを感じられたときは、それが自分にとっての『ひだまり』となるのだと確信するのであろう、それは決して目に見えるようなものではなくとも、目を瞑れば立ち所に浮かんでくる想い出のように、その人だけが体験し共有することができた、かけがえのない素晴らしいものが、いつか自分の生きる力となって再び甦ってくるのだと信じることで、何度でも前を向いて歩き始めることができながら自分自身の考え方を改めることもできる、それは誰かが与えてくれたものが心の拠り所となる証であると共に、人間が他の人にとって唯一の生きる力ともなり得るものを内に秘めた証でもあるのだろうと、私は思う。

Posted by ブクログ