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今はちょっと、ついてないだけ 光文社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2018/11/08 |
JAN | 9784334777463 |
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今はちょっと、ついてないだけ
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商品レビュー
3.8
74件のお客様レビュー
私の中ではちょっぴりブームな作者さん。 楽しめる話が続いていたが、今回は残念、曰く言い難いのだが、あまり好みではなかった。 かつて世界の秘境を旅するテレビ番組で一躍脚光を浴びながら、バブル崩壊で事務所の社長に負わされた借金を返すためだけの生活になった立花浩樹。必死に働いて借金を...
私の中ではちょっぴりブームな作者さん。 楽しめる話が続いていたが、今回は残念、曰く言い難いのだが、あまり好みではなかった。 かつて世界の秘境を旅するテレビ番組で一躍脚光を浴びながら、バブル崩壊で事務所の社長に負わされた借金を返すためだけの生活になった立花浩樹。必死に働いて借金を完済したが、気付けば40代になっていたというところから始まる物語。 その立花の現在の境遇が描かれる最初の話は、彼を『お前は一体何をしたいんや?』と叱咤する母親の、一方で『今はちょっと、運がむいてないだけ』と息子を信じ励ます姿が良い話だったのだが、それ以降の話は、登場する人物の誰もがモヤモヤする人ばかりで、共感できなかったりあまり興味を惹かなかったり。 最期の話でかつての事務所の社長と対峙した立花自身もなんかぐずぐずしていて、何かしたいという気概があまり感じられず、みんなとなんとかやっていたら、ついてない時期を抜けてきたよう、みたいな流れが物足らなかった。 佐山さんって、あれで人生を前向きにとらえたことになるんだろうか、私には壊れたようにしか思えなかった…。
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主人公たちと同じような年代だからなのか、挫折とか大切な人がいなくなるとか未来への焦燥感とか、色んなことにものすごく同調してしまった。物語全体に流れる雰囲気は優しくて美しいのに突然嫌な現実突きつけられる怖さはあるけど、基本的に前向きな再生の物語だったので、読み終わったときホッとした...
主人公たちと同じような年代だからなのか、挫折とか大切な人がいなくなるとか未来への焦燥感とか、色んなことにものすごく同調してしまった。物語全体に流れる雰囲気は優しくて美しいのに突然嫌な現実突きつけられる怖さはあるけど、基本的に前向きな再生の物語だったので、読み終わったときホッとした。
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主役が各話ごとに変わっていくけど、みんな共通して言えるのは、色々大変なことや挫折するような経験があっても、もう一度やり直そうとゆっくりと、でも少しずつ着実に前を向いて歩いてるところ。 読むと勇気がもらえる1冊です。
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