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霧 小学館文庫
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霧 小学館文庫

桜木紫乃(著者)

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霧 小学館文庫

759

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2018/11/06
JAN 9784094065787

¥759

商品レビュー

3.6

10件のお客様レビュー

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2025/07/05

前回ブクログに登録してから1週間以上空いてしまった。この本が進まず、他の本を何冊も途中に挟んで中断していた。 主人公は根室の水産会社の3人娘の次女の珠生。この珠生がどうしようもない。若くして家を飛び出し芸者になり、流されて好きになったヤクザと結婚する。自分の考えはあるのだろうが、...

前回ブクログに登録してから1週間以上空いてしまった。この本が進まず、他の本を何冊も途中に挟んで中断していた。 主人公は根室の水産会社の3人娘の次女の珠生。この珠生がどうしようもない。若くして家を飛び出し芸者になり、流されて好きになったヤクザと結婚する。自分の考えはあるのだろうが、全て内側に飲み込んでしまう。 姉も運輸会社に嫁入りし、代議士を目指す夫の陰から支える。この姉も酷い。妹の夫の力を使いたくて、陰から支配しようと妹の夫に妾を持たせる。これに珠生は後から知るが、表向き知らないふりを通す。何人も妾が増える。 最後に残った妹も長女の政略で信金会社の息子を婿にするよう図られる。真面目な妹が正義感で姉達を責め立てる。 救いようの無い展開が続き、最後は悲惨な結末に。それでも珠生の我慢は続く。 明るい内容は殆ど無く、読む方も我慢が必要な内容だった。

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2025/05/12

◾️冒頭から緊張感漂う空気 ◾️北方領土を除けば北海道最東端の街根室 ◾️そこで生まれた三姉妹の次女珠生(たまき)の目線で展開される物語 ◾️主役は珠生だが影の主役は木村だと思う ◾️木村には人間臭さがあるが相羽は人間性を感じない ◾️珠生がもう少し幸せになってもいいのではないか...

◾️冒頭から緊張感漂う空気 ◾️北方領土を除けば北海道最東端の街根室 ◾️そこで生まれた三姉妹の次女珠生(たまき)の目線で展開される物語 ◾️主役は珠生だが影の主役は木村だと思う ◾️木村には人間臭さがあるが相羽は人間性を感じない ◾️珠生がもう少し幸せになってもいいのではないかと思った。

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2024/09/21

とても重く、だからと言って暗いわけではない。女の人生は時に荒れ、時に凪ぎ、青く澄む時もあれば灰色に曇ることもある。このお話はそんな風に、北海道の景色が私に与える印象みたく、モノクロのコントラストが鮮やかな物語である。 緻密に描かれる女の心と何も語られない男の心、そのアンバランスさ...

とても重く、だからと言って暗いわけではない。女の人生は時に荒れ、時に凪ぎ、青く澄む時もあれば灰色に曇ることもある。このお話はそんな風に、北海道の景色が私に与える印象みたく、モノクロのコントラストが鮮やかな物語である。 緻密に描かれる女の心と何も語られない男の心、そのアンバランスさが抱かせるもどかしさが、我々読者に主人公の心を追体験させる。 私は桜木紫乃氏が生み出す、強かで、愚かで、美しい女たちが大好きだと改めて、熱く思った。

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