商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | サンマーク出版 |
| 発売年月日 | 2018/10/30 |
| JAN | 9784763137210 |
- 書籍
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銀色の青
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銀色の青
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商品レビュー
3.5
25件のお客様レビュー
読むにつれてどんどん面白くなっていった。高校生の時は周りと自分を比べて、考えすぎてしまうが周りも考えすぎてるんだよねぇ。
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僕は読み終わっても笑いよりも悲しさの方が大きかったです。 共感性羞恥心をとても感じた、、 なんか、とっても悲しい青春
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清佐は嫌なのだ。人に見下げられてることが。見下げられてお礼の必要のない人間だと思われることが。同い年なのに対等ではないという関係性が。100円を貸しても感謝されない存在に成り下がることが。 (中略) このままでは未来永劫マイナス100円という重荷を背負ってしまうかもしれない。 ...
清佐は嫌なのだ。人に見下げられてることが。見下げられてお礼の必要のない人間だと思われることが。同い年なのに対等ではないという関係性が。100円を貸しても感謝されない存在に成り下がることが。 (中略) このままでは未来永劫マイナス100円という重荷を背負ってしまうかもしれない。 ————感想———— あーーーおもしろ。アホすぎる小説。 「これ言ったらどう思われるだろう」「こんな顔したらどう思われるだろう」の極み。クラスメイトの弥太郎・詩織・玲子と野球部のエースの一挙手一投足を気にしすぎてしまい、振り回され、自己肯定感が奈落の底まで落ちていく。自分も思春期に、ここまでではないけれど同じようなことを考えたことがあるので懐かしさを感じる部分もあった。簡単には覆せないクラス内の立ち位置や学校でのヒエラルキーはその後の人間形成にも影響すると思うし、中学の時これを読んでいたらどうなっていたのだろうと思う。 そして最後の食堂でのシーンでのまさかの真実も、母とのシーンや清佐と名付けた理由を教えてくれるところはめちゃくちゃ良かった。慈悲。 また哲夫さんの仏教本を読んでからこの小説を読んだので、清佐が雑念だらけであることがおかしくて輪をかけて笑ってしまった。悟りの境地とは真反対。哲夫さんだから書けたのだと思うし、これに似た小説を見たことがない。 よく考えたら漫才でも相席食堂のロケでも、この小説と同じくらいしつこい同じボケしてたな。最高。 —————紹介(公式より)————— 「野球部のエースに、たかが100円返せなんか、おれみたいなやつは言ったらあかんような気がするねん」 貸した「100円」を、自尊心が邪魔して「返せ」と言えない高校2年生の清佐(きよすけ)。そして「100円が返ってこない」ことによって、恋も、友人関係も、壊れはじめ…。リアルな青春小説。 泣けて、驚いて、笑える。 初めての読後感が押し寄せる青春小説。 「衝撃の大どんでん返し」と書店員さんたちが口々にした結末とは―― 文豪作品を愛する稀代の漫才師、初の青春小説。
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