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ソロモンの白いキツネ
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ソロモンの白いキツネ

ジャッキー・モリス(著者), 千葉茂樹(訳者), 木内達朗

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ソロモンの白いキツネ

1,540

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 あすなろ書房
発売年月日 2018/10/29
JAN 9784751529331

ソロモンの白いキツネ

¥1,540

商品レビュー

3.8

7件のお客様レビュー

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2024/03/21

2018年初版。美しい挿絵が入っています。60ページほどの短編です。子供向けの絵本かなあと思いながら読みましたが、大人向けと言っても、いいかもしれません。主人公は2歳で母を亡くした少年ソロモン。登場人物は、父親・母方の両親・ホッキョクキツネ。それぞれに辛い思いを抱えながら生きてい...

2018年初版。美しい挿絵が入っています。60ページほどの短編です。子供向けの絵本かなあと思いながら読みましたが、大人向けと言っても、いいかもしれません。主人公は2歳で母を亡くした少年ソロモン。登場人物は、父親・母方の両親・ホッキョクキツネ。それぞれに辛い思いを抱えながら生きています。その辛さをキツネをキッカケにして癒していきます。イジメや妻を亡くした夫の苦悩・原住民差別。読んでいて辛くもなるのですが、読後感は爽やかです。挿絵が美しい。とても良い本。

Posted by ブクログ

2022/10/17

シアトル港に現れた白い北極狐。少年は不思議に思いながらも距離を縮め,罠にかかった狐を助けようと奮闘。白狐を故郷へ帰すため訪れたアラスカで,親子は本来の姿を取戻す。清涼な空気を感じる暖かい話。

Posted by ブクログ

2021/07/20

シアトルの波止場でいるはずのない野生の白いキツネに出会ったソロモン。それがきっかけとなって、お母さんの死で身動きができなくなっていたお父さんと一緒に、おじいちゃんおばあちゃんのいる故郷のアラスカまで、キツネを帰してやるため、そして自分たちの人生を取り戻すために旅に出る。短いお話な...

シアトルの波止場でいるはずのない野生の白いキツネに出会ったソロモン。それがきっかけとなって、お母さんの死で身動きができなくなっていたお父さんと一緒に、おじいちゃんおばあちゃんのいる故郷のアラスカまで、キツネを帰してやるため、そして自分たちの人生を取り戻すために旅に出る。短いお話ながらとても濃厚。母の死、故郷、受け継がれるもの、野生動物、アラスカの部族と歴史など、いろんなものがこの一冊に詰まっている。悲しみと静謐さと強さ。素晴らしかった。絵もいい。同じ判型で同じ画家さんの「親方と神様」もよかった。これは短編をこういう形でシリーズとして出していく感じ?だったらいいな。期待してます。

Posted by ブクログ

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