物理学をつくった重要な実験はいかに報告されたか ガリレオからアインシュタインまで

清水忠雄(訳者), 大苗敦(訳者), 清水祐公子(訳者)

• 販売会社／発売会社: 朝倉書店
• 発売年月日: 2018/10/26
• JAN: 9784254102802

商品レビュー

2020/06/12

おもってたのとちょっとちがう、物理学の有名理論を確立した文献の原典を読みましょう、みたいなやつ。期待していたのは、マイケルソンとモーリーの実験みたいなのがどんな機械をつかってどんな記録をしてどんな統計処理をしたのか、みたいな話だったんだけど。まあ専門的なことはなにもわからない。

2020/01/18

原論文の訳を読めるとは実に贅沢。科学史で紹介されるきらびやかな成果が泥臭い実験、データ取得、計算の賜物であることがよくわかる。

2019/01/02

　年末年始に勉強しようと選んだ。日本人の著者ではこの手の本はなかなか出ない。物理学史を体系的に丹念にまとめているものは山本義隆氏の著書がある。
　当時の論文をあたるとその当時の世界観がわかって面白い。このような切り口の授業を受けてみたいものだ。
自分は図書館で借りて読んだが、ちと値が張るのが玉に瑕といったところか。
　原著「Great Experiments in Physics」を読んでもいいかもしれない。