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などらきの首
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などらきの首
¥704
在庫なし
商品レビュー
3.8
114件のお客様レビュー
比嘉姉妹シリーズ3作目、こちらは短編集。 どれも面白く、過去作の登場人物を多角的に描いていて興味深い。ただ短編なので多少当たり外れがある。
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表題作を含む、6編の短編集。 あるビルの5階にだけ現れる怪現象、体育館で飛び降りをくり返す少女の霊、など、興味をそそられる題材ばかり。 なにか人為的な仕掛けがあるのか、それともホンモノなのか…最後まで目が離せない。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
短編。個々の話の完成度は高く期待を裏切らない。一方やはり澤村さんの長編が読みたいと思ってしまう。 ゴカイノカイ 法人向け不動産の5階の短期解約が続き、真琴が呼ばれる話。生霊的なものになるのかな。 学校は死の匂い 美晴の話。体育館のキャットウォークから飛び降りる霊が何度も目撃される。琴子は放置していたが美晴は解決に動く。最終的に美晴の方が真実に気づいていたが、それにより最後は新たな人死が出てしまう。 組体操って危ないですよね。 居酒屋脳髄談義 タイトルのままかもしれない。亡くなったことに気づかず楽しかった思い出の居酒屋で騒ぎ続ける霊。この霊たちは生前から女性社員への、暴言をする人たちなのが澤村さんらしい。霊達がその社員だと思っていた人は琴子なのか? 悲鳴 自主製作の映画撮影で不可解な怪奇現象が起こり人も死んでしまう。仲間内での推理で1人の仲間のイタズラ、嫌がらせ、と言う冗談が妙にリアルでみんな騙されるがその場で冗談であることがバラされ終わったかと思われたが、後日その推理が実際に当たってしまう。言霊では、と話す人がいる中主人公は冷めてその場をあとにして終わる ファインダーの向こうに 野崎の仕事でカメラマンが撮った写真が同じ場所の過去の写真となっている現象を記事にするため霊能者として真琴が候補に上がる。野崎と真琴はそこで初めて知り合う。最初は真琴への胡散臭さをあらわにしていた野崎が本物だと直感し最後は距離が近くなっている などらきの首 高校生の野崎が、友人の遭遇した怪奇現象の謎を解く話。 などらきの首(人間でも動物でもないものの骨)が置いてあるところで、急に首が無くなってしまったが、それは霊や怪物の仕業ではないと主張し、裏付けと現場検証を行う野崎。首がなくなったのは水の道引きのタイミングを利用した友人のいとこの仕業だったが、それをなどらきの前で話したことにより最後はいとこがなどらきに殺されてしまう
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