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脳科学者の母が、認知症になる 記憶を失うと、その人は“その人
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脳科学者の母が、認知症になる 記憶を失うと、その人は“その人"でなくなるのか?

恩蔵絢子(著者)

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脳科学者の母が、認知症になる 記憶を失うと、その人は“その人

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2018/10/18
JAN 9784309027357

脳科学者の母が、認知症になる

¥1,815

商品レビュー

4.3

23件のお客様レビュー

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2024/08/17

やはり"認知症かどうか"よりも、その人の人となり、生き方はどうか、家庭内の関係性はどうだったかが生きる上で大切だよねと気付かされる本。 介護が必要になって急に関係性が良くなるわけじゃない。今までの人間関係を構築した結果が反映されるだけ‥

Posted by ブクログ

2024/06/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

大変読み応えがあり勉強になった。 逸脱行動を脳科学の知見から分析すると、客観的に捉えられるようになり、感情的な反応から少し距離をおいて冷静に関われるような気がする。 数々の挿話も面白かった。 感情は最後まで残る。そのひとらしさは、感情が作る。 認知機能は衰えても、社会的関心は継続する。 注意の幅が狭くなる。海馬や後頭頂皮質の活動低下、デフォルトモードネットワークの重要性。

Posted by ブクログ

2024/01/07

認知症というと、何もかも忘れてしまい、その人がその人でなくなってしまうのではという、恐怖を感じる病気のような気がします。ですが、恩蔵さんがその謎を、認知症の家族、娘として、また脳科学者として、多視点で書かれたこの本で、解明されていると感じます。 認知症の記憶の障害害、それに伴う...

認知症というと、何もかも忘れてしまい、その人がその人でなくなってしまうのではという、恐怖を感じる病気のような気がします。ですが、恩蔵さんがその謎を、認知症の家族、娘として、また脳科学者として、多視点で書かれたこの本で、解明されていると感じます。 認知症の記憶の障害害、それに伴う今までできていたことができなくなるという不自由さはもちろんあります。そして、家族として、娘として、そのことに苦しんだり、悲しんだり、苛立ったり、しながら、でも、その人らしさ、というものがわかったとき、私は感動しました。 高齢化社会は免れることはなく、認知症という病気が、今以上に自分たちの近くにある病になります。ならば、その病気を知っておくことは大切だと感じました。

Posted by ブクログ

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