商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2018/09/22 |
JAN | 9784041061510 |
- 書籍
- 文庫
みずうみの妻たち(上)
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みずうみの妻たち(上)
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商品レビュー
2.6
7件のお客様レビュー
90年代に『中国新聞』等に連載された作品の初書籍化。 簡単に言えば、湖のある街で老舗和菓子屋に嫁いだ朝子の不倫ストーリー。 浮気に開き直る夫に「フランス料理店を持ちたい」と告げ、東京の建築家・大和田に店舗設計を依頼したところから物語が展開して行く。 地方の名家に嫁ぎ、地位も...
90年代に『中国新聞』等に連載された作品の初書籍化。 簡単に言えば、湖のある街で老舗和菓子屋に嫁いだ朝子の不倫ストーリー。 浮気に開き直る夫に「フランス料理店を持ちたい」と告げ、東京の建築家・大和田に店舗設計を依頼したところから物語が展開して行く。 地方の名家に嫁ぎ、地位も名誉もお金もある暮らしだけど、こんな夫は嫌だし、朝子の行動にも全く共感出来ない。 いわゆる上流階級の人々がたくさん登場するが、その欲は尽きない。 30年前の作品で、昨年発売された『愉楽にて』の元になった様な印象。 サクサク読めるが上巻は意外性はない。
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ある意味安定の、いつもの林真理子という感じ。世間知らずで田舎のお金持ちの奥様が、都会の男にクラっと恋して不倫する話。林さんの本で、何度もこういうの読んだな...という感じでまっっったく目新しくない。出てくる人物も田舎を卑下し、都会に憧れ、傲慢で俗っぽい人物ばかり。これもまたいつもどおり。読んでいて「どうでもええわい」とシラケながら読了。下巻は読もうか......悩むな。
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湖だけが観光資源の街。 医者の家から老舗の和菓子屋に嫁いだ朝子は、その美しさもあって街の人々から常に見られる立場だ。 ボンボンの夫は東京に愛人を作り、子どももおらず、店を切り盛りする立場でもない。そんな朝子がふと思いついたのは自分の店を作ることだった…。 朝子のプライドの高さや選...
湖だけが観光資源の街。 医者の家から老舗の和菓子屋に嫁いだ朝子は、その美しさもあって街の人々から常に見られる立場だ。 ボンボンの夫は東京に愛人を作り、子どももおらず、店を切り盛りする立場でもない。そんな朝子がふと思いついたのは自分の店を作ることだった…。 朝子のプライドの高さや選民意識、自分の力で、と言いながらも夫の実家の財力に結局はモノを言わせている行動の数々。それらにとにかく馴染めず一歩ひいて読むしかなかった。 ドロドロするわけでもなく美化されるわけでもなく、といった不倫小説は魅力がないし、朝子の成長物語として読むには夫から自立したわけでもないので無理があるし…。 ちょっと不発だった。
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