商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 祥伝社 |
発売年月日 | 2018/09/11 |
JAN | 9784396635534 |
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ドアを開けたら
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商品レビュー
3.3
34件のお客様レビュー
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読む前に非常に面白そうだなと期待してしまったのもありますがこんな結末なんだっていう感想。 予想外の展開ですがハラハラ感は少なく進む。 主人公が高校生と敵対関係でいくと思いきやという部分では温かみのある内容に。 串本さんの人間像として生きている時の描写がもっと欲しかったかな。 そうすると感情移入がもっとできたかもです。
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帯の情報からとんでもない状況に追い込まれるのかと思ったが、どちらかといえば日常の謎に近く、身構えて読む必要はなかった。宗教への勧誘や小学生の誘拐などによって、二転三転する状況からラストにつながる流れは非常に楽しく読めた。作中に何度か出てくるが、人はほんの一面しか見ていないのに、そ...
帯の情報からとんでもない状況に追い込まれるのかと思ったが、どちらかといえば日常の謎に近く、身構えて読む必要はなかった。宗教への勧誘や小学生の誘拐などによって、二転三転する状況からラストにつながる流れは非常に楽しく読めた。作中に何度か出てくるが、人はほんの一面しか見ていないのに、それがすべてだとして判断してしまうのは怖いことだと思う。また、ひとつの世界だけで生きるのではなく、いろんな世界で生きることは、心の余裕につながるんだなと気づかされた。自分も会社と家庭以外にも居場所を作れたらと思う。
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※このレビューにはネタバレを含みます
『これから春になるたびに野に咲く可憐な小花を思い出すだろう。そのとき悲しくなるのではなく、励まされるような、温かい気持ちになればいいなと思う。』 『会社で行き詰まったとき、マンションの人達が今まで通りに接してくれて、会社がすべてではないと思うことができた。それでなんとかやってこれた。』 いくら親友でも、自分の知らない一面がある。 疑心暗鬼になるのは簡単で、信じるのはそれ以上に難しいよね。 だけど、 祐作の 『濡れ衣扱いされたり、疑ったりされるのはすごくキツいよね。自分は前から誰かに疎まれていた。嫌われるような人間だったって。』 『でも、ほんとうはちがうんだ。君を嫌う人間は、君以外の人間もいっぱい嫌う。大した理由がなくても勝手に嫌う。嫌うのが当たり前になってるから簡単に嫌う。』
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