商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2018/09/05 |
JAN | 9784480071682 |
- 書籍
- 新書
闇の日本美術
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闇の日本美術
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商品レビュー
3.2
10件のお客様レビュー
美術、説話を通じて恐れと向かい合う人間の弱さと強さを感じた。 引用されている絵画の多くが白黒で小さく、作者の意図する詳細部分がわかりにくいかったのが残念。 新書版の弱点ではあるが。
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古代中世の美術作品から当時の“闇”の背景を見つめる。 悲しい・辛い・苦しい出来事を見つめ飲み込むために生み出された考え方が積もり積もって、仏教世界は編まれたのだなとしみじみ。祈りの前には闇があった。 日曜美術館で書籍を知り、「病」と「鬼」の章が読みたくて購入したけど、すべての章が...
古代中世の美術作品から当時の“闇”の背景を見つめる。 悲しい・辛い・苦しい出来事を見つめ飲み込むために生み出された考え方が積もり積もって、仏教世界は編まれたのだなとしみじみ。祈りの前には闇があった。 日曜美術館で書籍を知り、「病」と「鬼」の章が読みたくて購入したけど、すべての章がおもしろかった。 エピローグが特に好き。平家納経に込められた祈りの、情の部分が自分の中でクリアになった気がする。
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地獄草子や餓鬼草子や、粉川寺縁起絵巻、九相図などを通して、老いや病、死や断罪を日本美術がいかに描いてきたかを論じる一冊。詞書等は原文を(活字で)提示した後、現代語訳をつけ、簡潔でわかりやすい文章だった。 惜しむらくは新書版という制約上、掲載されている絵画資料が小さいこと。別途図...
地獄草子や餓鬼草子や、粉川寺縁起絵巻、九相図などを通して、老いや病、死や断罪を日本美術がいかに描いてきたかを論じる一冊。詞書等は原文を(活字で)提示した後、現代語訳をつけ、簡潔でわかりやすい文章だった。 惜しむらくは新書版という制約上、掲載されている絵画資料が小さいこと。別途図版等と照らし合わせながら読むと一層楽しいのだろうと思った。
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