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予測不可能性、あるいは計算の魔
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予測不可能性、あるいは計算の魔
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商品レビュー
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2件のお客様レビュー
エクランドの本は『数学は最善世界の夢を見るか』に続いて2冊目。ただしこちらの『予測〜』のほうが先に書かれている。『最善世界』で書かれた複雑系や予測不可能性のテーマは共通している。 特に本書の方は、「時の流れ」「過去」「現在」「未来」の認識について、『イリアス』『オデュッセイア』『...
エクランドの本は『数学は最善世界の夢を見るか』に続いて2冊目。ただしこちらの『予測〜』のほうが先に書かれている。『最善世界』で書かれた複雑系や予測不可能性のテーマは共通している。 特に本書の方は、「時の流れ」「過去」「現在」「未来」の認識について、『イリアス』『オデュッセイア』『失われた時を求めて』を比喩に使いつつ、当時はまだ生々しかったカタストロフ理論についての説明に多くのページを割いている。 とにかく、簡潔な表現でありながら詩的な文章。フランス的といえば、そうなのかも。
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数学が「時」とどう向き合ってきたかを扱っているらしい。カタストロフ理論や散逸系など、どこかで聞いたことがある用語が頻出する。 特に数式がたくさん出てくるわけでもない。数学の本にしては縦組だしね。 けど、いけません。ここで展開される数学的思考にまったくついて行けない。著者はカタスト...
数学が「時」とどう向き合ってきたかを扱っているらしい。カタストロフ理論や散逸系など、どこかで聞いたことがある用語が頻出する。 特に数式がたくさん出てくるわけでもない。数学の本にしては縦組だしね。 けど、いけません。ここで展開される数学的思考にまったくついて行けない。著者はカタストロフ理論について「そろろろ一般の人が知ってもよいころだ」と本書にとりかかったらしいが、「そろそろ」っていつなの? 一般の人って誰なの?
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