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うちの旦那が甘ちゃんで 講談社文庫
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うちの旦那が甘ちゃんで 講談社文庫

神楽坂淳(著者)

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うちの旦那が甘ちゃんで 講談社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2018/08/10
JAN 9784065118306

うちの旦那が甘ちゃんで

¥660

商品レビュー

3.3

27件のお客様レビュー

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2025/10/18

なんやかんやで神楽坂淳さんである まぁまぁ気に入っているようである そして「長く続いているシリーズは面白いに違いない理論」により本作を手に取った次第 ひと言で言うとお手軽! 神楽坂さんの魅力はこれに尽きる 「甘ちゃん」の同心に女房が小者となって付き従い、女の繋がりを使って捕...

なんやかんやで神楽坂淳さんである まぁまぁ気に入っているようである そして「長く続いているシリーズは面白いに違いない理論」により本作を手に取った次第 ひと言で言うとお手軽! 神楽坂さんの魅力はこれに尽きる 「甘ちゃん」の同心に女房が小者となって付き従い、女の繋がりを使って捕り物をするストーリー 女性の目から見た江戸の町の風景が立ち上がる そんなシリーズなのだわきっと そして気付く、なんとなしに語り口に違和感があるのは、現代風の語り口や話言葉だからなんだわ ピースサインをするうっかり八兵衛みたいなノリやな もちろん狙ってやってるんだろうけど、読みやすさより、ちょっぴりの気持ち悪さが先に来ちゃうなぁ うん、でもなんか離れがたい魅力もあるのよ だから続けて読むだわさ

Posted by ブクログ

2025/08/24

コミカルで気楽に読める時代小説シリーズ、1作目。 同心の妻が活躍します。 紅藤(くどう)月也は、南町奉行の風烈廻方同心。のほほんと人がよく、夫としては好もしいが、同心としてはぼんくら。 小者(付き人)が呆れて、どんどん辞めて行ってしまうほどだった。 妻の沙耶は、そのことに頭を痛...

コミカルで気楽に読める時代小説シリーズ、1作目。 同心の妻が活躍します。 紅藤(くどう)月也は、南町奉行の風烈廻方同心。のほほんと人がよく、夫としては好もしいが、同心としてはぼんくら。 小者(付き人)が呆れて、どんどん辞めて行ってしまうほどだった。 妻の沙耶は、そのことに頭を痛めます。 小者というのは、一応制度としてある身分で、少しだが給料も出る役。 荷物を持って歩き、何かと用事をするので、いなければ仕事にならず格好もつかない。(提灯を持って「御用だ」と叫ぶのも、小者) そこで沙耶が思いついたのは、自分が小者になればいい!ということ。 さて? 風烈廻方同心というのは、強風の時に見回るのが主な仕事で、火事の用心なのです。 日頃から見回りはするが、定廻りほどは忙しくはないし、火盗改めほど猛々しくもない。 月也がおっとりしているのは上役にも知られているため、とりあえずはまぁいいか、みたいな空気に(笑) 夫婦仲よく町を歩き、出くわした事件を捌いていく‥沙耶が。 行った先で、人に信頼されるのも沙耶。 明るく、自覚はないがかなり綺麗で、まっすぐな人柄がにじみ出ているのだ。 奉行所には届けたくない程度の少額の盗難が起きていたり。 盗賊が店の女に手を出していくので、それを表沙汰にするわけにはいかない事件。 囮に綺麗な少年を店に置いたらどうだとは、芸者の音吉姐さんの提案。 ちょっと上手く行き過ぎな軽さはあるけど~ こういうのも、暗くならなくて、いいですね。 必要なタイプかも☆

Posted by ブクログ

2023/12/29

気楽に楽しく読める時代物。江戸の暮らしがリアルに色濃く描かれていて(例えば「梅花」や岡っ引、遊女など)学ぶことも多かった。それだけに、事件の内容や月也と沙耶のキャラが今一つなのが勿体無く感じる。月也が甘ちゃんというのは面白いがあまりに阿呆すぎるというか、良い所がなさせすぎるし、沙...

気楽に楽しく読める時代物。江戸の暮らしがリアルに色濃く描かれていて(例えば「梅花」や岡っ引、遊女など)学ぶことも多かった。それだけに、事件の内容や月也と沙耶のキャラが今一つなのが勿体無く感じる。月也が甘ちゃんというのは面白いがあまりに阿呆すぎるというか、良い所がなさせすぎるし、沙耶も端々で夫を舐めているように感じられて少し苦手だった。次作を読むかは微妙なところ。

Posted by ブクログ