商品レビュー
4.3
203件のお客様レビュー
のんびり読んでいたら、かなりの日数が経ってしまいました。 現世に生み出したテクノロジー、宗教、戦争、AIなどについて、いろんな話がミックスされて論じられているが、読んでいるこちらの頭の中はもうカオス。 『ホモ・サピエンス』であるヒトは、この先の未来でさらに進化していく。 これまで...
のんびり読んでいたら、かなりの日数が経ってしまいました。 現世に生み出したテクノロジー、宗教、戦争、AIなどについて、いろんな話がミックスされて論じられているが、読んでいるこちらの頭の中はもうカオス。 『ホモ・サピエンス』であるヒトは、この先の未来でさらに進化していく。 これまで人間にはコントロールできなかったこと、神のみぞ知る領域にまで手を出していく。 そして、やがて『ホモ・デウス』と化す。 答えが出ているわけではない。 それでも、未来予想として示される道筋は、大きくはブレないのだろうなと感じました。 こういった類の本で感想を書くのは難しい。 未来予想として、ただただ飲み込ませていただいた感じです。
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. 人類はどのような能力を持ち、どのような欲望、考えに基づいて、これまでの歴史を築いてきたのか。 今後はどのような考えが原動力となるのか、人類は何を実現しようとするのか。 「これまでの人類の歴史と、未来の人間の姿」という壮大なテーマを扱った、ユヴァル・ノア・ハラリの書籍の下巻で...
. 人類はどのような能力を持ち、どのような欲望、考えに基づいて、これまでの歴史を築いてきたのか。 今後はどのような考えが原動力となるのか、人類は何を実現しようとするのか。 「これまでの人類の歴史と、未来の人間の姿」という壮大なテーマを扱った、ユヴァル・ノア・ハラリの書籍の下巻です。 上下巻全3部構成のうち、上巻は第2部の途中で終わりました。 『ホモ・デウス 上』 https://booklog.jp/users/makabe38/archives/1/4309227368 第2部のテーマは、ここ数百年間、人類の共通認識となってきていたヒューマニズム(人間至上主義)について。 下巻の序盤で著者は、産業革命以降の世界を覆っている「経済成長こそが善」という考えを、取り上げています。 経済成長を実現する政府、思想が、善とされる世界。 国民を意思決定の主体に据えることで、産業の構成要因(労働者)にも軍事力(軍人)にも利用出来るようになった、民主主義の国民国家。 生産性が向上し、科学技術の発達が促進され、人類の長年の課題が(ほぼ)解決されたと、著者は書いています。 意思決定の主体として、個人の意思が尊重される社会。 ますます肥大化する、個人それぞれの欲望。 コンピューター、AIの発達により、個々人の欲望や感情に連なるデータ(買い物の履歴、いいね!を押した履歴)、さらには生体データまでが吸い上げられ、コンピューターシステムが本人以上に、その人の状況を的確に表現出来る社会が、実現している。 そんな「データ」が持つ価値が高まった世界で、人間はどのような存在になるのか? 一般の人々は、「データの提供者」というだけの存在になるのか? 誰が、そのデータ分析のアルゴリズムを、決めていくのか? 一部の人はそのデータとアルゴリズムを活用して、「人類を超えた人類」になるのか? 本書が書かれたのは、2016年だったそうです。 それから約10年の月日が経った時点でAudibleで聴きましたが、著者が本書で問いかけた上記のような疑問は、ますます重要性を増していると感じました。 各章で取り上げられているテーマの情報量も多く、それぞれの章で書かれていること、章ごとに書かれたことの(上に書いたような)つながりについて、自分がどれだけ理解できているか、自信がありません。 そんな自分でも、気づかせてもらえることを多く得られた、大変内容の濃い書籍でした。 繰り返し読んで(Audibleで聴いて)理解を深めたほうが良いのかもしれませんが、この後に著者が発表した書籍もAudible化されているようなので、続けて聴いていきたいと思います。 .
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長い。でも、面白い! 結論だけ把握したい人は、最後の2ページと訳者後書きを読んむとよいかも。 しかし、それではもったいない! また、本題と関係性は低いもののの、次の指摘は、米国内の対立や欧州の移民排斥の動き鑑みると重要と受け止めました。 [引用] 人が民主的な選挙の結果を受け容...
長い。でも、面白い! 結論だけ把握したい人は、最後の2ページと訳者後書きを読んむとよいかも。 しかし、それではもったいない! また、本題と関係性は低いもののの、次の指摘は、米国内の対立や欧州の移民排斥の動き鑑みると重要と受け止めました。 [引用] 人が民主的な選挙の結果を受け容れる義務があると感じるのは、他のほとんどの投票者と基本的な絆がある場合に限られる。他の投票者の経験が私にとって異質のもので、彼らがこちらの気持ちを理解しておらず、こちらの死活にかかわる利害の問題に関心がないと私が思っていたら、たとえ一〇〇対一という票数で負かされても、その結果を受け容れる理由はまったくない。民主的な選挙は普通、共通の宗教的信念や国家の神話のような共通の絆をあらかじめ持っている集団内でしか機能しない。選挙は、基本的な事柄ですでに合意している人々の間での意見の相違を処理するための方法なのだ。
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