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大坂堂島米市場 江戸幕府vs市場経済 講談社現代新書2487
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大坂堂島米市場 江戸幕府vs市場経済 講談社現代新書2487

高槻泰郎(著者)

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大坂堂島米市場 江戸幕府vs市場経済 講談社現代新書2487

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2018/07/19
JAN 9784065124987

大坂堂島米市場

¥1,210

商品レビュー

4.3

32件のお客様レビュー

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2024/11/20

江戸時代の大阪でのコメ取引の話。天下の台所である大阪では全国のコメが蔵屋敷に集まってそれを商人が売り買いして……という程度の知識はあったものの、読んでみるとそこでやっているのは債券市場というか商品先物取引というか、かなりハイレベルな取引でした。 それに対する武士の側も一方的に力と...

江戸時代の大阪でのコメ取引の話。天下の台所である大阪では全国のコメが蔵屋敷に集まってそれを商人が売り買いして……という程度の知識はあったものの、読んでみるとそこでやっているのは債券市場というか商品先物取引というか、かなりハイレベルな取引でした。 それに対する武士の側も一方的に力と儒学で押さえつけるのでは無く、物価の安定と大名財政の安定を目標に硬軟織り交ぜて対応しているのが印象的でした。 江戸幕府も(質素倹約などという上っ面ではない)経済政策をちゃんとやっていたんだな。

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2024/03/13

2024/3/13 読み終わった 江戸時代に指数連動先物取引があったと聞いて。 たいへん洗練された先物取引一番が、江戸期に存在したことが分かった。そして、それに対して江戸幕府がどのように関わっていたのかも。 金融のかなり複雑な内容も含んでいたので、半分くらいしか分からなかった。...

2024/3/13 読み終わった 江戸時代に指数連動先物取引があったと聞いて。 たいへん洗練された先物取引一番が、江戸期に存在したことが分かった。そして、それに対して江戸幕府がどのように関わっていたのかも。 金融のかなり複雑な内容も含んでいたので、半分くらいしか分からなかった。とりあえず幕府は、トラブル起こすなよ!米価安定しろ!の2点で堂島に介入したりしなかったり。 実際の米量を超えて手形を発行していたところまでは分かる。期間の末日に実際の米価と手形の価格の帳尻が合っていた?点がよく分からなかった。幕末期にはその帳尻が合わなくなったので、引き換え必須となり、現在の先物取引と同じ状態になったという点も。これからの自分の勉強に期待。 あとは、西洋の先物取引はリスクヘッジからスタートしたのに対して、堂島では完全に投機目的でスタートしたという対比も興味深かった。

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2023/07/02

読んだきっかけは「江戸時代に先物取引があった」という内容に興味をもったためでした。江戸時代の米と言えば農民が年貢を納めているイメージですが、では納められた米俵はそのあとどうなった?本書にはそこが描かれています。米は各地から大坂の藩屋敷に集められ、市場で売買されます。しかも一部は米...

読んだきっかけは「江戸時代に先物取引があった」という内容に興味をもったためでした。江戸時代の米と言えば農民が年貢を納めているイメージですが、では納められた米俵はそのあとどうなった?本書にはそこが描かれています。米は各地から大坂の藩屋敷に集められ、市場で売買されます。しかも一部は米切手という証券に化体し、現代のような激しいデリバティブ取引の渦中に巻き込まれていきます。実際の米がまだないのに空切手を売ってしまう藩。市場を管理し米価を安定させようとする幕府。管理されまいとする三井家、鴻池家などの豪商…。 江戸時代の人は現代人よりも原始的だったか。とんでもない。西洋文化が流入するはるか以前から日本には高度な市場経済があったのでした。

Posted by ブクログ