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実在とは何か マヨラナの失踪 講談社選書メチエ680
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実在とは何か マヨラナの失踪 講談社選書メチエ680

ジョルジョ・アガンベン(著者), 上村忠男(訳者)

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実在とは何か マヨラナの失踪 講談社選書メチエ680

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2018/07/12
JAN 9784065122204

実在とは何か

¥1,485

商品レビュー

4

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2020/08/14

天才物理学者、マヨラナの失踪について論じた本。 シモーヌ・ヴェイユが量子力学を批判していたとは知らなかった。 そして、量子力学が哲学界で話題になったいたのか。 「ここでわたしたちが示唆しようと思う仮説は、もし量子力学を支配している約束事が、実在は姿を消して確率に場を譲らなけれ...

天才物理学者、マヨラナの失踪について論じた本。 シモーヌ・ヴェイユが量子力学を批判していたとは知らなかった。 そして、量子力学が哲学界で話題になったいたのか。 「ここでわたしたちが示唆しようと思う仮説は、もし量子力学を支配している約束事が、実在は姿を消して確率に場を譲らなければならないということだとするなら、そのときには、失踪は、実在が断固としてみずからを実在であると主張し、計算の餌食になることから逃れる唯一のやり方である、というものである。」(p45) ……言いたいことはわかる。でも、たとえ物理学界から失踪しても、量子力学が真実であるのならば、その確率的思考からは逃れられないだろう。 (それから逃れたいのであれば、自らの思考回路を壊すー自殺が最適だ。)

Posted by ブクログ

2018/07/22

選書メチエから出たので学術書……に、なるのだろうが、これ、国書や河出辺りから、『いっぷう変わった小説です』として刊行されていたらどうなっただろう? 案外、カルト的な人気が出たんじゃないだろうか? と思わせる内容だった。

Posted by ブクログ

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