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天才はあきらめた 朝日文庫
682円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
| 発売年月日 | 2018/07/06 |
| JAN | 9784022619365 |
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天才はあきらめた
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天才はあきらめた
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商品レビュー
4.1
433件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
重めの作品が続いたので、気分転換に手に取った一冊。 南海キャンディーズの山里亮太といえば、 嫉妬や劣等感をむき出しにし、 相方・しずちゃんとの確執でも知られ 「嫌な奴」という印象を持っていた。 だからこそ、蒼井優との結婚や 朝の情報番組で長年MCを務めるまでになった背景を知りたくて読み始めた。 読み進めるうちに、その印象は少しずつ変わっていく。 まるで長編コントの台本を読んでいるようなテンポの良さで笑わせられ、ときには大学時代の先輩とのエピソードや家族との話に胸を打たれ、思わず涙をこらえる場面もあった。 山ちゃんは何度も自分を「クズ」と表現する。 だけど、本当にそんな人なら、 彼の周りにこれほど温かく支え、 導いてくれる人たちは集まらないはずだと思う。 芸人としてだけでなく、 人としての魅力があったからこそ、 多くの出会いに恵まれたのだろうな。 特に印象に残ったのは、 嫉妬や怒りといった負の感情を、 努力を続けるための燃料へと変えていったこと。 天才にはなれないと認めながらも、 努力だけは決してあきらめなかった。 その姿は、むしろ「努力の天才」と呼ぶべきなのかもしれない。 芸人の母親らしい温かさと厳しさを兼ね備えた お母様の存在や、「ほめて伸ばす」だけでは 語れない親子の関係にも考えさせられた。 あとがきに寄せられたオードリー若林のコメントも印象深い。 軽妙な言葉の中に、長年のライバルだからこそ 分かる信頼や友情、そして互いへの敬意が感じられ、 最後まで心地よく読ませてくれた。 読み終えた今では、蒼井優との結婚も、 名MCとして活躍する現在の姿も、 どこか納得できる気がする。 重たい作品の合間に笑い、考え、少し泣ける一冊だった。 そしてこの本をきっかけに、若林正恭や又吉直樹の作品も読んでみたくなった。
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ちょうどネガティブな出来事に直面していたからすごく救われる本だった。 めちゃくちゃかっこいいよ山里さん。 わたしも真似します。努力で這い上がった人だからこそわたしも同じことすればいいんだとおもえてすごく勇気をもらえました。 元気がなくなる度読み返したい傑作!
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南海キャンディーズは、予測できないしずちゃんと山ちゃんの語彙力がおもしろくて好きだった。コンビの服装がオシャレなのも良い。数年前に、山ちゃんは家庭教師をつけて勉強していると知ってから見る目が変わった。彼は努力の人だと思っていたが、この本を読んでその裏付けが取れた。 山ちゃんは、...
南海キャンディーズは、予測できないしずちゃんと山ちゃんの語彙力がおもしろくて好きだった。コンビの服装がオシャレなのも良い。数年前に、山ちゃんは家庭教師をつけて勉強していると知ってから見る目が変わった。彼は努力の人だと思っていたが、この本を読んでその裏付けが取れた。 山ちゃんは、自分の中にうごめく感情の行先を調整しながら、深く内省する人だった。悔しさをバネに努力する人はたくさんいるが、誰かからもらった嬉しい言葉を集めておいて、必要な時に引き出して自分を慰めるという方法をとっている人を見つけたのははじめてかもしれない。私も同じことをしているので、少し嬉しくなった。 さらに、山ちゃんは逆算して計画を立てるのがうまいことがわかった。言われてムカついた言葉と相手の名前をノートに書き、普通ならその人への文句を綴る。でも山ちゃんは、どうすればその人に一泡吹かせられるか、そのためにやるべき行動をセットで書き残すところがすごい。感情をただ発散するだけではなく、自分を成長させる方向にうまく誘導している。このノートも100冊を超えるというのだから、いい意味で怖い。 元相方達への最低な態度の数々は、山ちゃんが書く文章のおもしろさもあって何度も笑い声をあげながら読めた。もしこのおもしろさがなければ、本当にただのクズエピソードでドン引きして終わるところだった。山ちゃんがキングコングを毛嫌いする理由もはっきりわかったし、山ちゃんが感情のリサイクルの天才だということが伝わってくる一冊だった。
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