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碆霊の如き祀るもの
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碆霊の如き祀るもの
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商品レビュー
3.7
35件のお客様レビュー
2024年1冊目。久々の刀城言耶シリーズ。 海辺の寒村に伝わる、江戸時代、明治時代、昭和の戦前、戦後に起きた4つの怪談。その怪談に興味を持ちその地方を訪れる刀城言耶と編集者ご一行。そこであたかも4つの怪談になぞらえたような殺人が起こる。 相変わらず祖父江偲がうざい~~~!!!あ...
2024年1冊目。久々の刀城言耶シリーズ。 海辺の寒村に伝わる、江戸時代、明治時代、昭和の戦前、戦後に起きた4つの怪談。その怪談に興味を持ちその地方を訪れる刀城言耶と編集者ご一行。そこであたかも4つの怪談になぞらえたような殺人が起こる。 相変わらず祖父江偲がうざい~~~!!!あの人別にいなくてよくない…?? 謎解きパートはいつもの、言耶が推理を次々打ち立てては自分で壊していく怒涛のターン。70もの謎ポイントを羅列してくれる親切仕様。竹藪での殺人の推理はなるほどと思ったけど、それ以外はちょっと無理くりすぎたかな。まぁ途中からついていけなくなって煙に巻かれるのもいつものこと。言耶の推理で一応の解決がもたらされるけど最後に不気味な謎を残して終わるところは好きです。
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2022/05/10読了 #このミス作品78冊目 刀城言耶シリーズ第7弾。 過去の4つの怪談になぞらえて 次々と死人が出る村の謎を解く。 相変わらず怪談部分は生々しい。 が、今回導入がすごい長いのと 最後の謎解きがポッカーン状態で 結構残念だった。 ★このミス2019年版6位
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刀城言耶シリーズ。 ホラーが苦手なので、最初の4つの怪談話はいつもながら気合を入れて読む。とは言いつつ、三津田さんのホラーは怖いけれどいつも惹き込まれて読んじゃう。江戸~戦後直後といった時代性と地域性が限定されているので、怖さよりも民俗学的要素の興味のほうが強くなっちゃうのかも...
刀城言耶シリーズ。 ホラーが苦手なので、最初の4つの怪談話はいつもながら気合を入れて読む。とは言いつつ、三津田さんのホラーは怖いけれどいつも惹き込まれて読んじゃう。江戸~戦後直後といった時代性と地域性が限定されているので、怖さよりも民俗学的要素の興味のほうが強くなっちゃうのかも。 そして漸く刀城言耶が登場するや、一安心。怪異のような事件は起こり続けるけれど、彼の登場からは推理モノとして十分に楽しめた。最後、完全解決にはならないところがこのシリーズの特徴というか、醍醐味というか。弩級のミステリが投げかけられていて痺れましたワ。
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