商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 理論社 |
発売年月日 | 2018/06/12 |
JAN | 9784652202593 |
- 書籍
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源氏物語 つる花の結び(下)
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源氏物語 つる花の結び(下)
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商品レビュー
3.8
7件のお客様レビュー
源氏物語の口語訳は多いが、この本の画期的なのは登場人物で括ってまとめているので、人間関係が分かりやすく、淡々と語られていて、感性が現代にも通じる感じで、読みやすかった。この巻では特に、脇役の玉鬘(夕顔の娘)が中心に取り上げてられていて、そこがまた新しい視点で、共感が強かったです。
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源氏はイロイロ読んだけど。 言葉がわかりやすい! それに、ざっくり本編?と切離しているところもわかりやすい。 1つ1つを短編として読むことができたから、54巻全部読まなきゃ!という圧迫感がなく、気楽に読めました。
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玉鬘と真木柱の君の後日談についてまとめている。 源氏物語には紫の上系と玉鬘系のストーリーに分けられるという。玉鬘の話が冗長な感じがするのは、紫の上のように引き取られた境遇ながら、紫の上が経験しなかった(子沢山とか)ことを経験させているからのような気がした。 最初は髭黒の大将に...
玉鬘と真木柱の君の後日談についてまとめている。 源氏物語には紫の上系と玉鬘系のストーリーに分けられるという。玉鬘の話が冗長な感じがするのは、紫の上のように引き取られた境遇ながら、紫の上が経験しなかった(子沢山とか)ことを経験させているからのような気がした。 最初は髭黒の大将に打ち解けなかった玉鬘が、母親になり、娘の嫁ぎ先を、こちらを立ててはあちらが立たずというように、源氏系、頭中将系の子孫に配慮している様子が、若い頃と変わらず翻弄されていて、亡くなった髭黒が生きていれば・・と嘆く場面が、時の流れを感じさせる。 玉鬘の娘(大君)に対して強い思い入れのある夕霧の息子が、冷泉院の妻となった大君に対して、源氏の様に(源氏の子孫なので)行動を起こすのではないかとヒヤヒヤした。 玉鬘が中君の婿にと、薫に目をつけていたのも、薫の出自の因縁があるように思った。 時系列が飛んでいたりするので、登場人物の役職名、呼び名が同じだが、別人だったりするのが原文を読むと、ややこしいのだろうなと感じた。
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