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寝ても覚めても 増補新版 河出文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
| 発売年月日 | 2018/06/05 |
| JAN | 9784309416182 |
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寝ても覚めても 増補新版
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寝ても覚めても 増補新版
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商品レビュー
3.3
38件のお客様レビュー
発達障害だとカミングアウトしている著者の作品を初めて読んだ。その特性のせいか、観察眼するどく言葉をたくさん持っている人なのだろう。短文が多く言い切った文体は、スピード感があり、読んでいて気持ちが良かったが、あだ名や呼び名での登場人物が多く、頭が混乱するところはあった。一目惚れして...
発達障害だとカミングアウトしている著者の作品を初めて読んだ。その特性のせいか、観察眼するどく言葉をたくさん持っている人なのだろう。短文が多く言い切った文体は、スピード感があり、読んでいて気持ちが良かったが、あだ名や呼び名での登場人物が多く、頭が混乱するところはあった。一目惚れして「寝ても覚めても」大好きだった恋人が失踪した大阪を離れて、東京で出会った元彼にそっくりな男に恋していく主人公の恋愛感情を、「目の文体」と言われる細やかな文章で描かれている。心斎橋や渋谷、表参道のおしゃれな街が舞台になっていて、今も馴染みのスタバや高島屋の登場は親しみやすかったし、主人公を取り巻く若者たちの個性的な生活ぶりも面白かった。音信不通になった麦にそっくりの亮平に出会った朝子の繊細な恋心の描写も絶妙だった。「違う人なのに顔が同じなのは何のメッセージなのか、と尋ねたかった。顔さえ似ていなければ、普通に話ができるのに。」「麦といたのは、いつも麦の部屋で、あの時私は今はいなくなった家族と一緒に住んでいたし自分の部屋に麦が来たことはなかった。麦は来たことがないのに、今の部屋に麦と同じ顔の人がいることが何かの間違いみたいに思えた。亮平くんがその顔を顎のあたりからペロンと捲ると、その下から同じ顔が現れて、ただいま、と言ったりしないだろうかと、不安になった。」思いがけず俳優になった麦の顔をテレビで見るようになってからは、また麦との思い出が蘇る朝子の揺れ動く心情の描写も「目の文体」。テレビの箱の中に映画のフィルムのようなものがチャンネルの数だけ入っているのだと想像していた子供の頃の思い出がよぎり、麦もこのテレビの中で歩いたり話したり車に乗ったりしているという気がした、という描写は可愛い。巻末の豊崎氏も力説していたが、ラスト30ページで起こる朝子の行動にはぶっ飛んだ。このまま亮平くんと丸く治るのかと思いきや、麦との鹿児島までの逃避行後、麦を裏切り再び亮平くんの元へ帰るという虫の良い話で終わるなんて。麦との逃避行は、亮平と付き合っている間も麦の残像が消えなかった朝子の妄想ではないかと思ったくらい。どうしてこんな展開にしたのか、著者に聞いてみたい。顔はそっくりでも、現実的な男と非現実的な男の両方を欲しがった女のエゴを描きたかったのか。映画化したくなる結末だ。
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映画を観て、唐田さんの、演技なのか素なのかわからない何も考えてなさそうなポカンとした表情と、だけど大胆なことをやってしまいそうな不安定さが役にすごくマッチしててやられてしまったのだけど、原作は未読のままでした。 たまたま見かけたので。柴崎友香さん初読み。 いやいやなかなか手強か...
映画を観て、唐田さんの、演技なのか素なのかわからない何も考えてなさそうなポカンとした表情と、だけど大胆なことをやってしまいそうな不安定さが役にすごくマッチしててやられてしまったのだけど、原作は未読のままでした。 たまたま見かけたので。柴崎友香さん初読み。 いやいやなかなか手強かったです。あらすじはシンプルなのですが、主人公の朝子が見たものをそのまま全部淡々と書き綴ったような文書で、情報量が膨大。その間に、たぶん見えてないものや、明らかに見てはいないものも描写されていて、それらの意味なんか考え出すと途端に前に進めなくなります。300ページ強の小説ですが、やたらと時間がかかりました。映画が流れるように、理解が追いつこうと追いつくまいと、雰囲気だけ捉えてどんどん読み進めるのが良いのかもしれません。 恋愛小説なんでしょうけど、なかなか怖い恋愛小説です。小説には大量の情報が溢れているのに、朝子の感情が読み解けない。なぜ朝子は麦にそこまで執着したのか?麦のどこが良かったのか?(麦は実際ひどい奴だし。) 朝子がこだわっているのは顔?顔に惚れた?身長が多少違っても、同じ顔がついていれば代わりの人でも問題ない? 「恋愛なんてそんなもんだよな。理屈じゃねぇよな」で済ませてもよいのですが、おとなしそうで、何も考えてなさそうで、だけど大胆なことを平気でやっちゃう朝子を体現していた唐田えりかには「こういう人っているよね」と思わせる何かがあったなぁと、、映画の感想になっちゃいましたけど、おもしろかったです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
【あらすじ】 1994年4月に、社会人1年目の朝子は大阪で会った鳥居麦に一目惚れをする。付き合っていたが麦は上海に行くと旅立って消息を立つ。2005年7月に、上京していた朝子は麦にそっくりな丸子亮平と出会い付き合い始める。2007年4月に新人俳優となった麦とテレビ越しに再開する。亮平と大阪に行くのをけって、俳優を辞めて朝子に会いに来た麦と逃避行…と思いきや寝入った麦を置いて亮平のもとへ。 【感想】 読みにくい。やたら描写説明があるのに情景が浮かんでこないし、いる?っていう描写も多いし、話は飛ぶし、登場人物の会話は噛み合ってないし、主人公のどこがいいのかさっぱりわからないくらい魅力もない。 こういった愛の形があるのかもしれないけど自分には理解できなかったし、映画化した出演者メイン2人も不倫で話題になったので星はつけないでおきます。
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