商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2018/05/10 |
JAN | 9784167910723 |
- 書籍
- 文庫
肉まんを新大阪で
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肉まんを新大阪で
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商品レビュー
3.6
25件のお客様レビュー
GWにタイに行く途中の飛行機で読もうと思い、羽田空港に着く直前に上司からお叱りの電話を受け、もう日本に帰って来なくてもいい、と思うぐらい絶望の中、大阪の実家に帰る新幹線の中で食べる肉まんを思い出し、また涙する記憶が蘇る。しょっぱい。
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今回もクスりと笑い、時にしみじみしながら読了。とっさの箸置き、すごいなぁ。私だったら普通に器に立てかけてしまう。そんな頭がなかった。もう出会うことのできない地元メシにも思いを馳せる。小さなお店が少なくなっていくのはやはり寂しい。
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最近、平松さんのエッセイにはまっている。 週刊誌の連載だとのことで、一つ一つは短い。 そのため、取り上げる食材、料理、食文化の幅が広く、読み進めてもちっとも退屈しない。 京都の炒り番茶。 ほうじ茶とは違う。 独特の「煙臭い」お茶だとのこと。 山形の冷たい肉そば。 鶏肉が入った...
最近、平松さんのエッセイにはまっている。 週刊誌の連載だとのことで、一つ一つは短い。 そのため、取り上げる食材、料理、食文化の幅が広く、読み進めてもちっとも退屈しない。 京都の炒り番茶。 ほうじ茶とは違う。 独特の「煙臭い」お茶だとのこと。 山形の冷たい肉そば。 鶏肉が入った日本そばで、見た目は非常に地味。 でも美味。 名古屋めし、帯広の豚丼、中津川の栗おこげ、根室のさんま…各地のおいしいもの、気になる食材の話は、とにかく読んで楽しい。 まねして作ってみたいレシピもある。 肉団子。 合鴨と鶏肉の合挽は手に入らないけれど、トライしてみたい。 それから、トマト寒天。 もっとも、これは「あさイチ」のレシピだそうだけど。 生のトマトを煮たりするのかと思ったが、なんとトマトジュースを使用するとのこと。 他に味を入れないそうなので、ジュースの分量はどんなものなんだろう。 おいしいものって、高級な食材でなくても、凝ったレシピじゃなくてもいいらしい。 断食道場や、菜箸・フライパンのお手入れといった話も興味深い。 閉店したなじみのお店への哀惜を綴った文章は、しみじみした味わい。 食という一つのテーマをめぐり、こんなにも多彩に、世界がひろがっていくんだなあ、と、一冊読んで大満足。
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