1,800円以上の注文で送料無料

  • 新品
  • 書籍
  • 書籍

烏百花 蛍の章 八咫烏外伝

阿部智里(著者)

追加する に追加する

¥1,540

獲得ポイント14P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2018/05/10
JAN 9784163908359

烏百花 蛍の章

¥1,540

商品レビュー

4.2

75件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/05/03

本編の第一部を読み終えて、しんどかったのが少し救われた。本編で詳しく語られなかった部分が明らかになり、雪哉の産みの母、育ての母あっての雪哉なんだとわかったり、若宮と浜木綿の出会いとか。 真緒の薄と澄尾の今後も楽しみになりました。

Posted by ブクログ

2024/04/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

文春オンラインが公開している読書ガイドに従い、第一部を読み終わったタイミングで読んだ。本編で仄めかされていてちょうど気になっていた部分を補完してくれる内容が揃っている短編集だったので、今読んでよかったなと思った。 以下各話所感 しのぶひと…八咫烏世界の土台になってる身分社会を改めて意識させられるお話。ふたりの持たざる者が憧れるのがどちらも雪哉で、しかしその雪哉自身は己の持っているものを疎ましく思ってたりするので、なんともままならない世界だなぁとなる。 すみのさくら…親が罪を犯したとき、親を愛していることも罪になってしまうのか…みたいなことを考えてしまった。悼む気持ちは分けていいという答えはひとつの救いだったろうなと思う。被害者である奈月彦自身が時間を経ずにその考えに既に到達できてるのはちょっとこわいが、これも金烏の特性かな…。 まつばちりて…あの人の話!?という驚き。本編ではまだ少ししか活躍を見ていないうえにあまりかっこいい登場でもない印象だったが、読んでみると、思い通りにならない環境に生まれながらも自分の意志を大切にして強かに生きた人だったんだなという尊敬の念を抱いた。時系列がどこに収まるのかいまいちピンと来なかったので、はやくほかの巻を読みたい意欲も湧いた。 ふゆきにおもう…雪哉の母の話。本編はもっぱら雪哉視点のバイアスがかかった描き方をされているのでかえってあまり信用できていなかったのだが、話を読んで一転、この家族は大丈夫だと思えるようになった。梓さまの愛の力がデッケエすぎる。 雪正はもう少し気を使ってほしい。ただ、政略に利用される女が多く登場するシリーズ故にどうしても女側に同情してしまいがちだったので、結婚へ不満を持っていた雪正のようすを見て意識の偏りを正せたことには感謝している。それはそれとしてコミュニケーションは丁寧にとられたほうがよろしいと思いますけど。 冬木殿も間違いなく雪哉の母だったんだなと認識を改めることができた。もし自分が男だったら…という話を聞くとやっぱり呪いの類じゃねえか?と思わなくもないが、守るためなら躊躇をしない潔さと聡明さは確実に血を継いでるし、赤子を抱く場面では、第一部を読み終えたばかりだったこともあり、親子だなあと思わずにはいられなかった。 ゆきやのせみ…文春オンラインでは「6つの恋の物語」と謳われているのですが、これも含んでるんですか?蝉なのですが…生き急いでる主のことですか?? 前話のラストに主従の縁を見せつけてきたなあと警戒をしていた矢先の食い逃げでズッコケ、金烏夫妻の馴れ初め話でしっとりした気分だったところに墨丸名義を雑に使ってる奈月彦を見せられたのでいよいよ笑ってしまった。鳴く蝉よりも鳴かぬ蛍が身を焦がすとは言うけれど、前話と比べるとわいわいと騒がしくてさっぱりしているお話。 わらうひと…真赭殿、やはりサイコーの女。登場するたびに好きが増していく。は?俺の方が先に好きになったが?今のところ誰にも嫁にやっていいとは思えない。巻末の都々逸を唄えるような根性のあるやつなら、考えないでもない。

Posted by ブクログ

2024/04/27

八咫烏シリーズ外伝。 本編では明かされていなかった登場人物の過去、性格などもわかって、一気に理解が深まった気分。 一部を読み終えたタイミングというのが、ちょうどよかった。 真 赭の薄がやっぱりかっこいい!こんな女の人が好きだなぁ。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品