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まったなし 文春文庫
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まったなし 文春文庫

畠中恵(著者)

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まったなし 文春文庫

715

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2018/04/10
JAN 9784167910440

まったなし

¥715

商品レビュー

3.8

23件のお客様レビュー

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2023/08/11
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※このレビューにはネタバレを含みます

まんまことシリーズ第5弾。 麻之助はお寿ずさんを喪った悲しみから一歩ずつ立ち直ってきている感じ。 だけど清十郎の縁談話でお由有さんにも別の縁談話が持ち上がったけれど、結局麻之助との縁は無かったんだねぇ。 「縁、三つ」に出てきたもめ事、長治郎、おしん、お真知の三人のお話。 読んでいて、お真知の底意地の悪さというか、根性の悪さが浮き彫りになって、真相がわかっても全然同情できなかった。ちゃんと仕立て代と慰謝料分は弾んだんだろうか。将来この根性悪を嫁にする人は周りを不幸にするだろうなーと。兄妹揃って似たもの兄弟だったな。 「子犬と嫁と小火」の犯人に対する麻之助のあさってな同情の仕方もなんだろうな~と。放火は現在においても重罪だし、年端のいかないのが遊び半分でやったから許してやろうはおかしいと思う。大人と同じように裁いて償わせたほうが後々良かったのでは、ともやもやした。 全体的に犯人…というかもめ事を起こした人たちがろくでもない、同情もできないような悪党だったり根性悪ばかりで、もう少しスカッとする解決を希望したけど、長治郎の言葉に、とっちめるのは簡単だけど、そうもできない事情があるのね、とやるせなくなった。 お安さんと清十郎の話だけが救いだったかな。

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2022/06/24

麻之助が単なる怠け者ではなく、実は他の人たちより知恵と優しさを持ってトラブルに対処していることが少しずつ周囲に認識されてきた感じがする。 この時代の恋愛や結婚は不自由さと妙なおおらかさが面白い。 最初の頃はイマイチ起伏が乏しいシリーズだと思っていたけれど、だんだん良さが分かってき...

麻之助が単なる怠け者ではなく、実は他の人たちより知恵と優しさを持ってトラブルに対処していることが少しずつ周囲に認識されてきた感じがする。 この時代の恋愛や結婚は不自由さと妙なおおらかさが面白い。 最初の頃はイマイチ起伏が乏しいシリーズだと思っていたけれど、だんだん良さが分かってきた気がします。

Posted by ブクログ

2021/07/22

まんまことシリーズの第5弾は、短編6編という構成でしたが、今回は、主人公の麻之助を中心としながらも、親友の清十郎の嫁取りがメインテーマでした!紆余曲折ありながらも最終的には嫁が決まり、めでたしめでたし!といったところです。早いところ続編をいってみます!

Posted by ブクログ

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