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コンタミ 科学汚染
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コンタミ 科学汚染

伊与原新(著者)

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コンタミ 科学汚染

1,705

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2018/03/21
JAN 9784062209649

コンタミ 科学汚染

¥1,705

商品レビュー

3.6

33件のお客様レビュー

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2025/11/08

科学と疑似科学。科学的そうに見せかけて弱者の心に漬け込む商売の巧みさと、それと戦う科学者の話。主人公圭の指導教授、宇賀神(慶応っぽい大学の教授)は、その片思い相手の美冬と連絡が取りたいという蓮見(東京科学大っぽい大学の教授)に連絡先を聞かれるが、音信不通だという。 スタンフォー...

科学と疑似科学。科学的そうに見せかけて弱者の心に漬け込む商売の巧みさと、それと戦う科学者の話。主人公圭の指導教授、宇賀神(慶応っぽい大学の教授)は、その片思い相手の美冬と連絡が取りたいという蓮見(東京科学大っぽい大学の教授)に連絡先を聞かれるが、音信不通だという。 スタンフォードから突然帰国したらしい美冬、深海酵母の健康食品を売るVEDYという、美冬の恩師が興した会社に研究員として働いていたらしいのだがそこも突然姿を消している。なぜ疑似科学を嫌うはずの美冬がVEDYに?なぜ恩師はそんな会社を立ち上げたのか?深海酵母がガンに効くという論文は突如発表されるがそれは捏造なのか?その論文を書いたのは…? こんな謎解きなのだが、ガン患者と代替治療という根深いテーマに漬け込む企業って、本当にいそうと思わせる。環境浄化とか放射物質除去とかにまで手口を広げる商売になるとは現実にはないのではと思ってしまうが、単発ではそういう商品ありそうだ。 では自分が口にしている、機能性表示食品は?ナノケアのドライアーは?等々考え始めると、自分もそこまで性能や原理を調べて納得しているわけでなし。でもなんとなく気休めに効いたらめっけもんくらいの期待値はあるわけで、そこを全否定すると人生つまらなくなりそう。これが自分や家族の病気ともなれば、藁にもすがる思いでしがみついてしまうのかもしれない。

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2025/10/24

伊与原新さんの科学エンターテイメンミステリートストーリーですね。  コンタミーーコンタミネーション。汚染。  とくに、科学実験等の場における不純物や異物の混入を指す。  慶成大学の修士課程一年生大学院生の町村圭と指導教授の宇賀神は、東都工科大学の蓮見教授に相談があると言われて訪...

伊与原新さんの科学エンターテイメンミステリートストーリーですね。  コンタミーーコンタミネーション。汚染。  とくに、科学実験等の場における不純物や異物の混入を指す。  慶成大学の修士課程一年生大学院生の町村圭と指導教授の宇賀神は、東都工科大学の蓮見教授に相談があると言われて訪問した。  蓮見教授は「ニセ科学」つまり「疑似科学」の批判者で「世にはびこる疑似科学を暴き出し、糾弾し、駆逐しようと活動」している学者だ。  その蓮見教授から、宇賀神のもと同僚の桜井美冬の消息を知らないかと聞かれる。  美冬は、『万能深海酵母群ーVEDYヴェデイ』の開発と研究に関わった科学者のようだが、連絡がつかなくなった。『VEDY』は疑似科学の産物だが、世の中に出回って拡散しているらしい。  宇賀神は、その話を聞いて、自分でも調べてみることをする。美冬は潔癖の科学者で疑似科学に加担するような人間ではない事を、宇賀神自身が良く知っている。何かしら、不振な物を感じるのだ。それに、宇賀神自身も美冬と連絡が取れず、安否が気づかれる。  宇賀神も疑似科学に強い批判を持っていて、「美冬の真相をあばいて、『VEDY』をぶっ潰す」と息巻いて行動を開始する。  町村圭がワトソン役で殆ど動き回る。実は宇賀神は変人の自己中で自己主張が強く、人使いが荒い。だが、能力はピカ一で探偵役に抜群なのだ。  ユーモア混じりで物語は展開していく。もちろん、伊与原新さんお得意の人間模様も描かれて読み応えがある作品です。宇賀神に振り回される町村圭の活躍も面白い。疑似科学の知識も得られて面白く読了しました(=゚ω゚=)

Posted by ブクログ

2025/07/23

科学的な目線から社会問題を描くとこうなるのかと興味深かった。 今の時代、何が事実で何が嘘か? よりも、 自分を気持ちよくさせてくれる事。 に人々の気持ちが動いているような気配がある。事実かどうか? ではなくて、面白いかどうか? の方が重要なように。 研究者たちの似非科学と...

科学的な目線から社会問題を描くとこうなるのかと興味深かった。 今の時代、何が事実で何が嘘か? よりも、 自分を気持ちよくさせてくれる事。 に人々の気持ちが動いているような気配がある。事実かどうか? ではなくて、面白いかどうか? の方が重要なように。 研究者たちの似非科学との戦いは面白いが、いかんせんパンチが弱い。もう少し起伏のあるストーリー展開であっても良かったのではないか。主人公たちのコンビは一般の研究者像とはズレていて目が離せない。そのくせ腹八分目に至る前に終わってしまって残念だった。

Posted by ブクログ