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報いられたもの/働き手 講談社文芸文庫
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報いられたもの/働き手 講談社文芸文庫

サマセット・モーム(著者), 行方昭夫(訳者)

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報いられたもの/働き手 講談社文芸文庫

1,870円

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2018/03/11
JAN 9784062903707

報いられたもの/働き手

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みんなの感想まとめ
  • 人間の本質探求
  • 戯曲形式
  • 自己犠牲の苦悩
  • 戦争影響下の兄妹
  • 無償の愛の代償
  • 家族の愚かさ
  • コミカルな悲劇
  • モームの母への理想
  • 深い思索を促す
  • 円熟期の作品

人間の本質を深く掘り下げた二篇の戯曲は、自己犠牲が必ずしも幸せに結びつかないことを描いています。戦争の影響を受けた兄妹の物語や、献身的な父親の姿を通じて、無償の愛がもたらす苦悩や逆境をリアルに描写しています。特に、「報いられたもの」では母の人間性が際立ち、モーム自身の母への理想が反映されているようです。一方、「働き手」では家族の愚かさがコミカルに描かれ、モームの人生観が垣間見えます。どちらの作品も、他者のために生きることのリスクと、それに伴う感情の葛藤を考えさせられる内容で、読者に深い思索を促します。モームの円熟期に書かれたこれらの作品は、彼の人生を理解する手助けともなり、心に残るメッセージを伝えています。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2025/05/20

再びモーム。「月と六ペンス」、「聖火」、「ジゴロとジゴレット」に続き四作品目。円熟期に、“自らの魂の満足のために”書いた四大問題劇のなかの二篇、という位置付けらしい。 原題はそれぞれ、「報いられたもの」=For the services rendered と、「働き手」=The...

再びモーム。「月と六ペンス」、「聖火」、「ジゴロとジゴレット」に続き四作品目。円熟期に、“自らの魂の満足のために”書いた四大問題劇のなかの二篇、という位置付けらしい。 原題はそれぞれ、「報いられたもの」=For the services rendered と、「働き手」=The breadwinner。 いずれの作品も、自己犠牲は幸せに通じていない、という点で共通している。前者は、戦争で国家に、三姉妹の長女が視力障害者となった兄に、後者では、父親が家族に、献身的に尽くすが、誰も幸せではない。 かといって、身勝手に生きることが推奨されているわけでもない。 寺地はるなさんの「架空の犬と嘘をつく猫」のなかのおばあちゃんの次のセリフを思い出した。 「自分の人生を生きなさい。」 わたしも雪乃もあんたよりずっとはやく死ぬ。 山吹、自分以外の人間のために生きたらいかん。 「誰かを助けるために、守るために、って言うたら、聞こえはよかよ。でも、人生に失敗した時、行き詰まった時。あんたは絶対、それをその誰かのせいにする。その誰かを憎むようになる。そんなのは、よくない」

Posted by ブクログ

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