商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ポプラ社 |
発売年月日 | 2018/03/08 |
JAN | 9784591156681 |
- 書籍
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スイート・ホーム
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スイート・ホーム
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商品レビュー
3.7
217件のお客様レビュー
毎日暮らす街や家を、これだけ大切に感じられたら素敵だろう。見慣れた景色を愛おしむ心のゆとり。 甘い香り漂う洋菓子店『スイート・ホーム』を経営する一家と、やってくる周囲のお客さんたちのお話。タイトルのとおり甘いお話が連なる短編集。登場する人たち誰もが真っ直ぐで、まるで理想を絵に描い...
毎日暮らす街や家を、これだけ大切に感じられたら素敵だろう。見慣れた景色を愛おしむ心のゆとり。 甘い香り漂う洋菓子店『スイート・ホーム』を経営する一家と、やってくる周囲のお客さんたちのお話。タイトルのとおり甘いお話が連なる短編集。登場する人たち誰もが真っ直ぐで、まるで理想を絵に描いたよう。 金木犀が出てくるので、甘い香り漂うこの季節に読むことができてよかった。
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- ネタバレ
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大阪・梅田から電車やバスを乗り継いで、いくつかの角を曲がると、赤い屋根、クリーム色の壁、チョコレート色のドアのそばに大きな金木犀が目印の小さな小さな洋菓子店、その名も、「スイートホーム」。 そこで過ごす家族の物語やその家族に関わっている人達の物語だった。 パティシエの父、看板娘の母と姉妹の4人家族。 毎年秋になると、スイートホームの前で家族写真を撮ることが恒例となっていた。 月日が過ぎていき、姉が結婚し、義理の母が同居し、姉の家族に子供が生まれ、妹が結婚し、妹の家族にも子供ができた。 そんなこんなで家族写真のメンバーが増えていく。 それだけでも ほっこりするのに、そのスイートホームの人達に関わっている近所の人や義理の母の友達、姉が通う料理教室の先生たちも日常生活がだんだん良い方向に向かっていき、生き生きとしていく。 登場人物みんな、ハッピーエンドで本当に良かったと思った。
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宝塚の緑豊かな街並みの高台で、地域の方々に愛される洋菓子店「スイート・ホーム」を舞台にした連作短編集 タイトルの如くスイーツのように甘くて柔らかくて、ほんわかと穏やかな気持ちに満たされつつ、時々なぜか猛烈にこそばゆくなった。 この作品、これでもかと愛が溢れてます。 良い人が芋づ...
宝塚の緑豊かな街並みの高台で、地域の方々に愛される洋菓子店「スイート・ホーム」を舞台にした連作短編集 タイトルの如くスイーツのように甘くて柔らかくて、ほんわかと穏やかな気持ちに満たされつつ、時々なぜか猛烈にこそばゆくなった。 この作品、これでもかと愛が溢れてます。 良い人が芋づる式に登場します。 関西弁が多いものの、なんだかお上品。 宝塚だから? まぁ実在の関西人はこんなもんちゃうけどね・・・ えっ!私の知人だけ? どの作品も、視点は違えど着地点が全くブレない。 どの短編をとっても、とびきり甘くて優しい。 刺激はないけれど、丁寧に選ばれた言葉と台詞が心地よくて、安心して読める作品だった。 特に印象的だったのは、香田シェフや、未来先生の料理人としての心意気。こんな風に料理されたら食材だってきっと嬉しいに違いない。 それに、大切な人に料理を食べてもらうのって、愛情を届けることだと思う。 パパッと時短料理で効率よく作る料理も好きだけれど、たまにはちょっと趣向を凝らしてみるのもありだなぁと思う。 といっても未来先生みたいに、ワインに合うイタリアンとか、フレンチベースの家庭料理とかは、絶対に出てきませんけどね。 じゃあ何を作るんだって? そりゃあ、もっぱらビールか日本酒に合う料理ですよ♪ グフフフフッ
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