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ぼぎわんが、来る
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ぼぎわんが、来る
¥748
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商品レビュー
4
365件のお客様レビュー
ホラーを勉強しようかな、と思って読んだ。あんまり読んだことのないジャンルだけれど、SFマガジンに収録されていた澤村先生の作品が好きだったので、本作を手に取った。あとは、映画版にも興味があったので、まずは原作からだろう、という気持ちもあった。 ホラーとしては見識がなく分からな...
ホラーを勉強しようかな、と思って読んだ。あんまり読んだことのないジャンルだけれど、SFマガジンに収録されていた澤村先生の作品が好きだったので、本作を手に取った。あとは、映画版にも興味があったので、まずは原作からだろう、という気持ちもあった。 ホラーとしては見識がなく分からないが、ある種の異能力バトル、伝奇としては、非常にシンプルなプロットだったと思う。ただし、怖い部分はしっかり怖く、表現力には舌を巻いたし、語り方に工夫を凝らすことで、心霊的なものとは別種の怖さも感じられた。 とりわけ面白さを感じたのは、「ぼぎわん」なる怪異の正体に迫っていく過程。伝承や、特に語源的な側面から、対峙する怪異の正体を探っていくのも、これまた伝奇的には王道と言える手法だろうけれど、やはり個人的にはそうしたアプローチが非常に好みだった。ただ、あまり根拠のない仮定が、いつの間にか歴史的事実かのように扱われている点は、少々気になった。 様々な角度から、子どもという存在に対する、様々な認識を描きながらも、根幹としてはエンタメ小説という感じで、非常に楽しく読めた一冊だった。続編も気になる。 内容に触れる感想は、コメントで追記予定。
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面白かった!先に映画を見ていたけど、ちゃんとしたホラー小説だった!映画も、一部はかなり雰囲気近づけて作ってあるんだなぁ〜 シリーズものらしいので、続きも読もうっと!
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〇〇はいますか? もし自分や周りの人を訪ねてきたとしても 返事をしてはいけない。 お山に連れて行かれてしまうから。 秀樹の幼少期から続く、 得体の知れないものが迫り来る恐怖・・・。 目まぐるしい展開に先が気になり、 節で細かく区切られていなければ 辞めどきがわからなかっただ...
〇〇はいますか? もし自分や周りの人を訪ねてきたとしても 返事をしてはいけない。 お山に連れて行かれてしまうから。 秀樹の幼少期から続く、 得体の知れないものが迫り来る恐怖・・・。 目まぐるしい展開に先が気になり、 節で細かく区切られていなければ 辞めどきがわからなかっただろう(笑) 知らなかったがシリーズものだったので 続編も読みたいと思う。 以下ネタバレ含みます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 薄々その兆候には気付いていたが、 激イタ育児クソ野郎の秀樹のラストには とってもスカッとしました^^ ありがとう、ぼぎわん。
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