商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 皓星社 |
| 発売年月日 | 2018/02/22 |
| JAN | 9784774406510 |
- 書籍
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中澤系歌集 uta0001.txt
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中澤系歌集 uta0001.txt
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商品レビュー
4
3件のお客様レビュー
中澤系さんの歌集ですね。 中澤系さん(1970~2009、神奈川県生まれ) 歌人。「未来短歌会」所属。岡井隆氏に師事。 この本は、遺稿集の新刻版になります。2015年発行。 天使の羽根ならざれば温み持つ 金具を外したる夕つ方 青くさきアボカドの実を割りらたれば ...
中澤系さんの歌集ですね。 中澤系さん(1970~2009、神奈川県生まれ) 歌人。「未来短歌会」所属。岡井隆氏に師事。 この本は、遺稿集の新刻版になります。2015年発行。 天使の羽根ならざれば温み持つ 金具を外したる夕つ方 青くさきアボカドの実を割りらたれば 意外におほき種子出づるなり うつくしく生きよ 見上げる青空を 縦横無尽に走る電線 長き夏の日の翳りゆきうす赤く 染まる世界のなかに二人は 幼な子の手をすり抜けて風船は ゆらりとゆれて、 ゆらりと宙へ そののちの朝焼けの中日常に 似た場所ぱかり踏んで帰った このままの世界にぼくはひとりいて ちいさなくぼみに卵を落とす ちりぢりになりゆかむこの清らなることの 葉のまじはりしそのあと 南天の実の花束の二つ三つ 雪降る雪の日に何を待つ 我はこの無数の中の何ならむ 不意にヴィオラの一絃は切れ 読み終わって余韻の残る、豊かな詩情を感じます。 私の好みとは、幾分違いますが日常の風景にロマンを感じた気持ちが素直に表現されているのが良いですね。たくさんの歌人方の添え書きが寄せられているのも、惜しまれて夭逝された歌人への哀悼の意を深く感じます。
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息苦しくて、生きづらくて、抗って、受け止めて、乗り越えかけて、またふりだしに戻って…。 どうして生きることはこんなに……。 長編小説を読む以上の感性と体力が必要でした…。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
111108さんの本棚で見つけて購入後積読でやっと読了 未来短歌会に入会、岡井隆氏に師事、1997年未来賞受賞 歌集刊行の理由に自分の生きた証を残したいという言葉を残している 痛みに近いひりひりとした感覚と真剣なまなざしで物事を切り取った歌のような気がして、片手間に読むことができなかった 生死を何度も連想させ瞬間を凝縮させたような歌で、時々息ができないような感覚の意味は、解説の皆さんから種明かしがされたような気がした ⅠからⅢ部で構成されている Ⅰ部に私の好きな歌は集中していて付箋がいっぱい飛び出ている 日常から視点が転じる歌が特に印象的 靴底がわずかに滑るたぶんこのままの世界にしかいられない 牛乳のパックの口を開けたもう死んでもいいというくらい完璧に 手触れ得ぬ君の眼窩の裏側を思うあら煮の身を削ぎながら 湯上がりの汗引くまでのしばらくをあてのない予感を待っている 出口なし それに気づける才能と気づかずにいる才能をくれ 常にくじを引き続けなさいそして常に当たりのくじを引き当てなさい
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