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結び布
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結び布
¥682
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商品レビュー
3.5
21件のお客様レビュー
着物始末歴シリーズもついに完結。ストーリー的には9巻がクライマックスで、最終巻である10巻はその後始末と言った感もあるが、一切手を抜かない展開できっちり落とし前をつけてくれました。 全10巻。面白いかったです。そして着物の柄や色味に無茶苦茶詳しくなれました。時代小説初心者におす...
着物始末歴シリーズもついに完結。ストーリー的には9巻がクライマックスで、最終巻である10巻はその後始末と言った感もあるが、一切手を抜かない展開できっちり落とし前をつけてくれました。 全10巻。面白いかったです。そして着物の柄や色味に無茶苦茶詳しくなれました。時代小説初心者におすすめできるシリーズです。 以下は備忘録的メモ(ネタバレ)。 「刻の値打ち」 井筒屋を訴え出ると言う余一。困った綾太郎は後藤屋大旦那の利左衛門に相談をする。 「対決」 後藤屋利左衛門が京に登り井筒屋の後継人になる事に。ただしそれには綾太郎と余一が井筒屋若愁介を説得すると言う条件がつけられた。見かねた古着屋の六助も同行するが、、愁介に対し守勢に回ったところで余一が出世の秘密を明かし、ついに愁介の説得に成功する。 「わかれ道」 なぜか後藤屋利左衛門に気に入られた千吉は利左衛門に着いて京に登る事に。おみつは千吉の事が気になって仕方がないが、一番大事なのはお玉お嬢様だと再確認し千吉と決別する。 「結び布」 無事お糸が女子を出産した。名前は結布。始末屋は布と糸があれば仕事ができるし、この子は一生着物に困らないと言った余一の願いが込められている。
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終わってしまった、大好きなシリーズ。 お糸と余一に育まれるお結布は幸せな子になるだろうな。お糸に叱られつつも甘やかしまくる父と余一の姿が浮かんで、ほほえましくなる。 井筒屋の行く末など、ちょっとどうよという気持ちもあるけれど、余一の、今いる家族を大切に守りたいという気持ちの表れと...
終わってしまった、大好きなシリーズ。 お糸と余一に育まれるお結布は幸せな子になるだろうな。お糸に叱られつつも甘やかしまくる父と余一の姿が浮かんで、ほほえましくなる。 井筒屋の行く末など、ちょっとどうよという気持ちもあるけれど、余一の、今いる家族を大切に守りたいという気持ちの表れと思えば、納得。
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着物始末暦 シリーズ10 (完結編) 余一は、井筒屋の愁介が、自分の腹違いの弟だと打ち明けた。 三百年続いた京の呉服問屋・井筒屋の暖簾を守る為、綾太郎は、本両替商・後藤屋に相談に行く。 余一とお糸夫婦にも、無事女の赤ちゃんが産まれた。 この終わり方は、大団円と言うのかなぁ。
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