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なぜ?シンガポールは成功し続けることができるのか 土地も食料も技術も資源もない国がアジアで一番豊かな国になった理由
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なぜ?シンガポールは成功し続けることができるのか 土地も食料も技術も資源もない国がアジアで一番豊かな国になった理由

峯山政宏(著者)

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なぜ?シンガポールは成功し続けることができるのか 土地も食料も技術も資源もない国がアジアで一番豊かな国になった理由

712

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 彩図社
発売年月日 2018/01/01
JAN 9784801302785

なぜ?シンガポールは成功し続けることができるのか

¥712

商品レビュー

3.9

7件のお客様レビュー

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2020/06/19

全く役立たずの、真実を歪めるシンガポール政府のプロパガンダ本

私は実際に過去にシンガポール国立大学で教え、シンガポールを研究した学者であるが、この本のいい加減な内容には、ほとほと呆れざるを得ない。 この本は、全くの素人が、自分の目で確かめず、シンガポール政府の言うままに書いた、プロパガンダ本である。よくシンガポールについての本にありがちだ...

私は実際に過去にシンガポール国立大学で教え、シンガポールを研究した学者であるが、この本のいい加減な内容には、ほとほと呆れざるを得ない。 この本は、全くの素人が、自分の目で確かめず、シンガポール政府の言うままに書いた、プロパガンダ本である。よくシンガポールについての本にありがちだが、要は「日本はシンガポールを見習え」と言えば本が売れると思って、自分で物事の裏側を調べず、一方的なシンガポール政府の言い分のみを書いている。 シンガポールの政策には大変多くの失敗があるが、建国以来ずっと同じ政党(国民行動党)の独裁政権で、その独裁政権がメディアも管理しているため、この失敗が表に出てこないだけである。 この言論弾圧は、今も厳しく、外国人であっても誰であっても関係なく、裁判もなく逮捕されて、牢屋に入れられる。このため、(私を含めて)現地で真実を知っている人も、なかなか裏の真実を書けない。書けば、牢獄入りや、国外追放である。要は、問題となっている、中国共産党の香港市民への弾圧のようなことを、シンガポール政府はずっと行ってきている。 シンガポールをきちんと研究すれば、裏側の事実を知ることができるが、残念ながら、そうしたことをきちんと書いている研究者は極めて少ない(例えば、岩崎育夫氏の「物語 シンガポールの歴史」や、盛田茂氏の「シンガポールの光と影」は裏側についてもきちんと書いている)。 なお、国内外の著名人や出版社が、シンガポール政府から多額のお金をもらって、シンガポールの宣伝をしているため、これに騙される人も多い。日系BPの「イノベーション大国」次世代への布石」や、中央公論新社の「シンガポール - スマートな都市、スマートな国家」は、まさにそうだ。 各人が良書を選んで、きちんと真実を見分ける力があれば騙されないはずだが、シンガポールについてはあまりにもプロパガンダ本が多いためか、プロパガンダ本の嘘を見抜けない人があまりにも多いようである。これは、本当のシンガポールを知る人間としては極めて残念で、シンガポール市民や、シンガポールで搾取されている外国人労働者のためにも、著者はきちんと真実を調べて書き、さらに読者は情報を読みとる力を持つべきだと思うし、早くそうなるよう祈る。

クリスマス

2024/02/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シンガポールは、なぜできたのか? その興味深い歴史について、峯山さんが執筆した本となります。 約50年前、東南アジアの国の一つであるシンガポールが、なぜできたのか、資源も産業も軍事力も人材も土地も何もない状態から、国として機能することができたのか、その経緯が詳しく書かれています。 この本には、ご自身の事業や会社にも役立つ成功の秘訣が含まれています。 シンガポールは中華系の方々も多く、アヘン戦争以降、中国の港が多く開港され、中国から海外への道が開かれた際、新自由移民と呼ばれる単純労働者や、戦争、内戦、革命で生活ができなくなった方々が災難を逃れるためにシンガポールへ移住したことが知られています。 1949年にはシンガポールの華人人口は77.8%にまで増大しました。 シンガポールは自由貿易港であり、関税収入がなく、国庫収入のほとんどはアヘンの請負収入に依存していたとされています。 イギリス人の発言権を持つ人も多くいましたが、次いで中華系の方々も上記の理由から権力を持つようになりました。 そして、シンガポールを語る上で外せないのが初代首相である「リー・クアンユー」氏です。 彼はバラバラだったシンガポールを一つにまとめ上げ、国民の生活水準や生活環境を飛躍的に向上させ、シンガポールを世界最高峰の富裕国家に押し上げました。 彼の公約は「建国以来、常に成長し、成功し続ける明るいシンガポールの未来」であり、その実現に向けて努力する国民に希望と勇気を与えました。 そして、ついに2014年には国内総生産(GDP)を5万6284ドル(約670万円)まで上昇させることに成功したんです。 シンガポールの貢献の礎となったリー・クアンユー氏の公約を守る強い意志から、多くのことを学ぶことができます。 約束を守ることがいかに大事かを学ぶことができる本です。

Posted by ブクログ

2023/10/24

5年前出版だけど今のシンガポールについて歴史もふまえてわかりやすくまとまっていた。 繰り返しが多いけれど、繰り返しの内容は語るに重要なセンテンスだからこそな感じ。 おわりに(あとがき)のインド系のご家族との共同生活のエピソードが面白くてエッセイなど出版してほしいと思いました!

Posted by ブクログ

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