商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2018/01/19 |
JAN | 9784309227276 |
- 書籍
- 書籍
人類の進化が病を生んだ
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
人類の進化が病を生んだ
¥2,420
在庫なし
商品レビュー
4
5件のお客様レビュー
はじめに 第1章 自己免疫疾患とアレルギー 第2章 不妊症 第3章 腰痛 第4章 眼の病気 第5章 癌 第6章 心臓病 第7章 アルツハイマー病 謝辞 訳者あと書き 参考文献 人名検索
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
このような本のように、多くの文献や人物を調べ、まとめ上げた本でボリュームのある本は日本発であまり見られないなと思う。私の興味が狭いので出会ってないだけかもしれないが。 興味のあった章だけ読んで読了にした。 アトピーについて、今発症している人にはどんな手が有効か→腸内微生物を増やすことが有効ではと示唆されていた。 以下ライブ感想文 医学に対する進化は、工学に対する物理学だとし、「進化は医学の物理学だ」とした。そのうえで、現在の病を進化的背景から探ってみた。って本。 はじめにを読んでいて、面白い考え方や知らない言葉がちらほら出てきて、いろいろ調べたり。楽しい。 心臓病が、冠動脈を作ったための妥協の産物だとした点に爆笑した。信じたくないが、言えて妙だ。 P16 の生殖医療の~と、P17 しかしながら~の文脈の乖離がよく理解できない。P16 の前期段落は不必要じゃないかな?原文みたらわかるかも。理解力が乏しい。残念だ。 自閉症の身内には自己免疫性疾患のものが頻度的に多くあり、自閉症自体は免疫力を挙げることで寛解につながる。まさか胃に鞭虫を入れるとは。スチュアート必死だ。でもよくなったからすごい! よく昔のほうが幸せだったという人がいるが衛生状態が良くなるほど、p33 子供のころに多様な環境にさらされた子供は腸内細菌の数が多く、都会で生活した子供と比べて、成人後の代謝障害や心の病になる確率も低くなる。 単語 バリアント DNAスペルの違い 拮抗的多面発現 乳がん卵巣がんは二つの遺伝子のバリアントにより、若くして発症することが分かっている。進化の中で、このバリアントはなぜ淘汰されなかったのか?それは、人間初期になにか有益な効果がり、人生後期に出る有害な効果を相殺しているのではないか。このように現在では不要な発現が過去には役に立っていて現在も残っている(ただしプラスに働いているとは限らない)こと。<こっからネットで検索>広義では過去に獲得した特定の環境に有意的な形質が、環境の変化により不適応になることで、隠れていた形質が顕在化すること。狭義では。老化の視点から・・・よくわからんかった( ;∀;) 寛解 一時的あるいは継続的な症状の軽減
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
類が長い年月をかけて体の機能を進化させてきた結果、副作用としての弊害が現代病を生んでいるという最新の研究結果を紹介している。 進化は健康ではなく生殖の成功を最大化するように働くため、生き物は「引き換えの代償と制約をたくさん抱えた妥協の産物の集合体」と考えるべき、と主張する。 時々機械翻訳かと思うほど、日本語がひどく読みづらい箇所があるのが残念。
Posted by