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ドクター・スリープ(下) 文春文庫
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ドクター・スリープ(下) 文春文庫

スティーヴン・キング(著者), 白石朗(訳者)

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ドクター・スリープ(下) 文春文庫

1,188

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2018/01/04
JAN 9784167910082

ドクター・スリープ(下)

¥1,188

商品レビュー

4.6

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2025/06/12
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※このレビューにはネタバレを含みます

ダニーとアブラの出会いと、真結族との戦いが幕を開ける下巻。前作、シャイニングを『エイリアン』とするなら本作はさしずめアクション要素マシマシの『エイリアン2』といった塩梅であり、幽霊屋敷という閉鎖空間での恐怖が売りの前作と違い、本作は超能力バトルものでジャンルが全然違う。 この手の異形のものたちとの戦いにしては珍しく、アブラの両親も巻き込まれる形になったのはかなり斬新で、何の繋がりもない少女と中年の男という取り合わせのまずさは日本ならともかくアメリカではかなり厳しいというのもあってか、そうした見られ方をする危険性は示唆しつつも、そのあたりのことで胃がキリキリするような展開にならなかったことにはホッとしてしまった。両親の合意を取り付けるのは展開的にやや強引だなと思いつつも、そのきっかけの一つとして中盤でルーシーがダニーの腹違いの妹だと発覚したことにはかなり驚かされたし、謎に満ちた「かがやき」の能力が遺伝だったというのに説明がついたのは上手いと思う。無関係に思えた主人公二人が血縁関係にあったというのは一見するとぶっ飛んだ展開に思えつつも、前作の『シャイニング』と同じ「家族」の物語として一貫性が生まれたし、この突飛なアイディアでそうした繋がりを生み出したことに感動してしまった。 真結族は当初のミステリアスな感じに反してかなり弱々しく、麻疹で全滅の危機になっているのは悪役としてはかなり格落ち感があるが、身分証明や不動産登記を済ませて社会にガッチリと食い込んでる完全無欠に近い存在が、つまらない病で死ぬというのはH・G・ウェルズの宇宙戦争めいてて面白いなと思った。アイデンティティが完璧でも、医療からの隔絶が死を招くのは実にアメリカらしいとも思うし、銃を使わないジプシーというのも反アメリカ的な要素もあって興味深い。 主人公の顔の蝿という伏線から、死に瀕した曽祖母を身体に宿して一気に毒ガス散布のように使うぶっ飛んだ解決法も中々で、最後に息子を守って死んだ前作のジャック・トランスのことを思うと、本作のダンも同じようになるんじゃないかという恐怖があり、そういう意味では後半のノンストップ感は素晴らしかったと思う。そうして戦いは幕を下ろし、主人公が抱え続けた「キャンニィ」と言いながらコカインを舐める幼児というあまりにも生々しいイメージ。母子家庭から金を取ってしまったという後悔に苛まれているのを皆の前で告白したのも勇気があってとても良かった。主人公は「善」の人間であるからこそずっと気にするわけだし、ここに決着をつけたのはホッとしてしまった。そしてハッピーエンドから再びドクタースリープは末期の患者を眠りにつかせるという落ち着いた終わり方も非常に良い。名作の続編は色々とハードルは高かっただろうが、本作はその期待に違わない名作だった。個人的には前作よりも今作のほうが好みである。

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2024/04/16

『シャイニング』の続編だけど『シャイニング』を求めたら肩透かしかもしれないけど、求めなければ相変わらずのキングのストーリーテリングが冴えまくる。私は「真結族」は魅力的なキャラだけど、わざわざシャイニングの続編でやらなくてもいいんじゃない?と思ってたけど、結局グイグイ読んでしまった...

『シャイニング』の続編だけど『シャイニング』を求めたら肩透かしかもしれないけど、求めなければ相変わらずのキングのストーリーテリングが冴えまくる。私は「真結族」は魅力的なキャラだけど、わざわざシャイニングの続編でやらなくてもいいんじゃない?と思ってたけど、結局グイグイ読んでしまった。 原作を読み終えた今でも映画版はキングとキューブリックと観客への目配せのバランスが素晴らしい秀作だと思う。

Posted by ブクログ

2024/02/15

「シャイニング」のその後。 ちっちゃいダニーが大人になって、アル中になってて、えええ〜〜!?って感じで、なんだかなぁ?って思いながら読んでたんだけど、結局面白くてズンズンと読んでしまったw 翻訳小説がなんとなく苦手になっちゃって、大好きだったはずのキングすら追わなくなっちゃっ...

「シャイニング」のその後。 ちっちゃいダニーが大人になって、アル中になってて、えええ〜〜!?って感じで、なんだかなぁ?って思いながら読んでたんだけど、結局面白くてズンズンと読んでしまったw 翻訳小説がなんとなく苦手になっちゃって、大好きだったはずのキングすら追わなくなっちゃってたんだけど、また読んでみたくなったなぁ。 「シャイニング」は読んだんだったっけか?(^◇^;)

Posted by ブクログ