1,800円以上の注文で送料無料

イスラームってなに?(シリーズ3) イスラームとせかい
  • 新品
  • 書籍
  • 児童書
  • 1205-03-15

イスラームってなに?(シリーズ3) イスラームとせかい

勝沼聡(著者), 長沢栄治

追加する に追加する

イスラームってなに?(シリーズ3) イスラームとせかい

2,750

獲得ポイント25P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 かもがわ出版
発売年月日 2017/12/01
JAN 9784780308624

イスラームってなに?(シリーズ3)

¥2,750

商品レビュー

0

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2025/04/24

イスラームの拡大: 初期に軍事的な領土拡大はあったものの、征服地の住民がすぐに改宗したわけではなく、商人やスーフィー(神秘主義者)の活動、移住など多様な要因で広まりました。「暴力で広まった」というイメージは単純化された見方です。 改宗の理由: イスラームの教え自体の魅力に加え、税...

イスラームの拡大: 初期に軍事的な領土拡大はあったものの、征服地の住民がすぐに改宗したわけではなく、商人やスーフィー(神秘主義者)の活動、移住など多様な要因で広まりました。「暴力で広まった」というイメージは単純化された見方です。 改宗の理由: イスラームの教え自体の魅力に加え、税負担の軽減、社会的な地位向上(役人登用など)、あるいは迫害から逃れるためといった実際的な理由で改宗する人々もいました。 聖者信仰: 唯一神アッラーへの信仰が基本ですが、歴史的には不思議な力を持つとされる「聖者」(特にスーフィー)への信仰も広く見られました。人々は聖者が願いを神にとりなしてくれると信じ、その墓に参拝しました。 主要な分派: 預言者ムハンマドの後継者をめぐる意見対立から、多数派の「スンナ派」と、ムハンマドの娘婿アリーを正統な指導者とみなす「シーア派」という二大分派が生まれました。 イスラーム法の形成: ムスリムの生活規範であるイスラーム法(シャリーア)は、コーランと預言者ムハンマドの言行(スンナ)を基本としつつ、時代や社会の変化に対応するために、イスラーム法学者たちの解釈によって発展してきました。 巡礼の重要性: メッカへの巡礼(ハッジ)はムスリムの重要な義務の一つです。困難を伴う長距離移動が義務付けられたことで、人々の往来が活発になり、交通網の発達や知識・文化の交流、経済活動の活性化に繋がりました。 ワクフ(寄進制度): 個人が土地や建物などの財産をアッラーに捧げ、その収益をモスクや学校、病院などの公共的な目的のために利用する「ワクフ」という仕組みが、イスラーム社会のインフラや福祉を支える重要な役割を果たしました。 他宗教との共存: イスラーム社会では、一定の条件下(ズィンミー制度)でキリスト教徒やユダヤ教徒など他の宗教の信者の信仰の自由や生命・財産を保障し、共存を図る仕組みがありました。日常生活レベルでの交流も多く見られました。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す