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架空の犬と嘘をつく猫
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架空の犬と嘘をつく猫

寺地はるな(著者)

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架空の犬と嘘をつく猫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2017/12/21
JAN 9784120050343

架空の犬と嘘をつく猫

¥1,760

商品レビュー

3.7

88件のお客様レビュー

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2025/11/25

2025.24 図書館 あんまモチベ無く読み始めたけど後半にかけてなかなか面白かった 川のほとりに〜は微妙やったけどこれは良かった 映画化も決定しているらしい 各年の話が違う人物目線で描かれている 読書中と読了後は色々考えてたはずやけど一日たったら色々忘れちゃった、、

Posted by ブクログ

2025/10/28

末っ子の青磁が亡くなった事をきっかけに家族がおかしくなってしまった羽猫家。 息子が亡くなった事を認められない母親。そしてそんな妻から逃げたしたい夫は愛人を作り愛人宅へ足繁く通っている。 そんな家族に反発する長女紅の気持ちも、家族への思いを優先する長男山吹の気持ちもとてもよく...

末っ子の青磁が亡くなった事をきっかけに家族がおかしくなってしまった羽猫家。 息子が亡くなった事を認められない母親。そしてそんな妻から逃げたしたい夫は愛人を作り愛人宅へ足繁く通っている。 そんな家族に反発する長女紅の気持ちも、家族への思いを優先する長男山吹の気持ちもとてもよく伝わってきます。それぞれが自分の居場所を求めて必死に生きている。そんなメッセージを受け取りました。 一度はすっかり崩壊してしまったかに見えた羽猫家ですが、ラストは少しホッと出来ました。タイトルの意味も良くわかります。 来年には映画も公開になるそうなので先に読めて良かったです。

Posted by ブクログ

2025/10/27

嘘吐きな一家、羽猫家の家族の変遷を5年毎に描いています。全体を通して、物悲しい雰囲気を感じましたが、しんどくまではならない絶妙さです。 嘘は他者が存在する限り、永遠に議題にあがるテーマだと思います。いい嘘ならついてもいいであったり、嘘は絶対悪である等の論争が頭をよぎります。 ...

嘘吐きな一家、羽猫家の家族の変遷を5年毎に描いています。全体を通して、物悲しい雰囲気を感じましたが、しんどくまではならない絶妙さです。 嘘は他者が存在する限り、永遠に議題にあがるテーマだと思います。いい嘘ならついてもいいであったり、嘘は絶対悪である等の論争が頭をよぎります。 それに加えて、嘘を拠り所に生きるのは悪いことでしょうか。今作を読んでいてハッとしたのですが、小説を好んでいる私も、物語≒嘘の愛好者だったんですね。

Posted by ブクログ