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九年前の祈り 講談社文庫
726円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2017/12/15 |
| JAN | 9784062938273 |
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九年前の祈り
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九年前の祈り
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商品レビュー
3.2
23件のお客様レビュー
●感想 希敏の障がいが、母親の苦悩を作るために使われているように見えた。障がいがある風の描き方をする必要があったのか?しかも九年前の祈りをしていた母もまた、難しい子を育てていたと。普通に癇癪起こす子とかでよかったと思う。苦労を重めにしたかったのか?と思って、無駄な意図を感じてし...
●感想 希敏の障がいが、母親の苦悩を作るために使われているように見えた。障がいがある風の描き方をする必要があったのか?しかも九年前の祈りをしていた母もまた、難しい子を育てていたと。普通に癇癪起こす子とかでよかったと思う。苦労を重めにしたかったのか?と思って、無駄な意図を感じてしまった。 九年の時を超えて、母親の苦悩の重なりと赦しを描いたのだと理解はしたが、合わなかった。なんかやだなぁと思いながら読んだ感じ。でもこれは自分の体験と重ね合わせてしまっているからであって、とくに障害児とかかわったことがなければ、違和感はなかったのかもしれない。 読書とは自分の価値観を浮かび上がらせるものだ。 ●本概要 三十五になるさなえは、幼い息子の希敏をつれてこの海辺の小さな集落に戻ってきた。希敏の父、カナダ人のフレデリックは希敏が一歳になる頃、美しい顔立ちだけを息子に残し、母子の前から姿を消してしまったのだ。何かのスイッチが入ると引きちぎられたミミズのようにのたうちまわり大騒ぎする息子を持て余しながら、さなえが懐かしく思い出したのは、九年前の「みっちゃん姉」の言葉だった──。 九年の時を経て重なり合う二人の女性の思い。痛みと優しさに満ちた〈母と子〉の物語。 表題作「九年前の祈り」他、四作を収録。芥川賞受賞作文庫化。
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作者の小野さんのことはNHK『新日曜美術館(当時)』を観て知っていたから、いつか読んでみたいと思っていた。地元の書店では、なかなか見つけることができなくて、昨年9月adieuのライブを観に行った翌日、帰途である東京駅の近くの大きな本屋で見つけることができた。半年以上経った、この5...
作者の小野さんのことはNHK『新日曜美術館(当時)』を観て知っていたから、いつか読んでみたいと思っていた。地元の書店では、なかなか見つけることができなくて、昨年9月adieuのライブを観に行った翌日、帰途である東京駅の近くの大きな本屋で見つけることができた。半年以上経った、この5月の連休の、この日に読み終えた。 最終盤の、怒涛の内省描写に息を飲んだ。すさまじい熱意を感じた。物語が閉じたあとに掲載された文章に、この物語の全貌が明かされていた。 与えること。与えること。 すべて芸術は、なぜ観客を感動させるのか。 与えられて、こころ動くこと。まさにいま、僕はその真っただ中にいると確信している。あるエッセイに綴られた言葉や、好きなひとが教えてくれた歌集。読書に限らず、ごく身近な存在として“与えられる”音楽も同じ。僕が受け手である限り、それらすべてが“与えて”くれる。こころ動かす何ものかを。 きっと、それらを突き止めるために、僕は言葉を紡いでいる。「言葉を紡ぐ」僕の好きな人の表現を借りた。考えるときは言葉で考える。だから考えたことは、言葉で表すことができる。感動を即座に言葉にはできないかもしれないけれど、考えることで言葉を駆使することができたら。その思いは、きっと自分の言葉で表せる。だから信じてる。僕の思いは、僕の言葉で、かならず伝えることができるのだと。 それは僕にとっての「祈り」にも、なるのかもしれない。
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日曜美術館で司会をされていたのをきっかけに手に取りました。 フランス文学研究者ということで、とてもそれを強く感じられる作品でした。 何気ない、大きな事件の起こらない日常が描かれているが、何故かちょっと心に引っかかり、躓き、悩みもがきながらヒビを生きている・・・。美しい文章ですが、...
日曜美術館で司会をされていたのをきっかけに手に取りました。 フランス文学研究者ということで、とてもそれを強く感じられる作品でした。 何気ない、大きな事件の起こらない日常が描かれているが、何故かちょっと心に引っかかり、躓き、悩みもがきながらヒビを生きている・・・。美しい文章ですが、正直読後感は何とも言えない重めな気分になります。
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