俺はエージェント

大沢在昌(著者)

• 販売会社／発売会社: 小学館
• 発売年月日: 2017/12/15
• JAN: 9784093864732

商品レビュー

2019/12/10

コミカルで面白いが、ちょっと複雑だし、20年もコベナント発動待つなんて。エロイカより愛を込めてであったなぁ。

2018/10/16

割と人が簡単に死ぬので、油断ならない～幼い頃両親の離婚で２０年来会っていない母は国会議員になって官房副長官になったらしい。俺はスパイに憧れ、大学卒業後に警視庁に入り公安部の刑事になって、オメガという組織の一員を見張る任務に就いている。マル対は70代の男で居酒屋の常連同士だ。ある日、その白川という男が居酒屋にいる時間に電話が掛かり、『コベナント』、活動再開の連絡が入る。アシスタントに指名された俺は、車を移動し、葱を買いに行く居酒屋の奥さんを乗せて環七まで行くが、突然銃を突きつけられたが、早川がこめかみに銃弾を撃ち込んだ。居酒屋はオメガが抑え込もうとしている敵対勢力のスリーパーだったのだ。旧ＫＧＢ・現ＳＶＲの顧問バランコフに援助され、オメガの他のメンバーに連絡を取ろうとするが妨害され、かつては尋問担当だったお富さんの孫娘ミクが加わり、アフリカンのサガンを尋問し、新宿の中華料理屋の主人ラオに接触。俺は、何故こんなトラブルが続くのか疑問を持つと、上司の清水警視、大野警部も怪しい。アフリカに食い込んで資源開発を企む会社の駐在員をマークするが、居酒屋の大将に新橋駅前で狙撃されてしまった。どうやら白川の元妻も絡んでいる。次第に浮かび上がってくるのは、世界を牛耳ろうとしている世界各国の官僚の組織・キングダムだった…～新宿鮫の作者らしいのだが、こういう展開をするのだろうか、まあそうでしょうね。ラーメン屋のラオとか、新宿二丁目のスパイとか

2018/09/29

スパイに憧れる俺は、ひょんなことから、元凄腕エージェントの白川老人と行動を共にするはめになる。
次々と殺し屋に襲われ、目の前で殺しが起こる。
なぜ昔のスパイたちが復活させられ、また阻止されるのか。誰が味方で誰が裏切り者なのか。

コメディ調で登場人物が多くて混乱した。
東西冷戦が終結し、敵味方がはっきりしない現代の構図。
著者の言わんとすることは、わかったような気がする。
(図書館)