商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
発売年月日 | 2017/12/01 |
JAN | 9784198942847 |
- 書籍
- 文庫
嘘を愛する女
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嘘を愛する女
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商品レビュー
3.6
95件のお客様レビュー
再読。 どうして桔平が書いた小説は男なのに 現実は女の子だったんだろう。 少しでも現実から目を逸らしたかったのかな。 母親が子供の首に手をかけるところが とても胸が苦しかった。 え?これって実話なの? とても辛く悲しい。。。 そして私は嘘なんて愛せません!!
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映画が先なんですね。 小説はとても面白かったです。読みやすくて、話の展開も気になってどんどん読めてしまって 映画と同じくらいの時間で読み終わりました。 ゆかりさんのひたむきさにじ~んとなった。泣けた。 確かに、桔平さんそこまで逃げるエネルギーあるなら 逃げずに対峙できたのではとか 前の奥様の気持ちをもう少し詳しく知りたかったとか 桔平さんがどの程度そんなに忙しかったのかとか 後になって突っ込みたいところはあったかも… でもお話が面白いのでまぁいいか、と
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震災の日。電車を降りたところで発作を起こした由加利。介抱して自分のスニーカーまで貸してくれた桔平。 由加利は、仕事ができて美人で明るくて、 直情的で正直で、行動力があって無鉄砲で、 ちょっと短気で、かわいいと思う。 何かが起こると、人は悪い方を考えるもの。 勤め先も名前も偽りで、ロッカーには大金。 それはもう犯罪をおかして逃げていると思うよね。。 桔平を母に紹介しようとしてた由加利は、逃げるつもりだったんだと思うよね。 「嘘をつく」ことと「だます」ことと、 「黙っている」ことは同じではない。 桔平は、犯罪などおかしていなかった。 お金は自分の貯金だった。本当に医師だった。 でも彼は、自分の罪だと思った。。。 法律に触れるかどうかと、罪の認識は別のこと。 これ、自分の罪だと思ったときって、 本当にどん底のショックを受けると思う。 日常でも、やっちまった・言っちまった・自分のせいだ・自分が悪い、って思った時って、すごいショックだもの。 それが人の死につながっていたら、しかも妻と子の死だったら。。。 綾子の存在がいいなと思った。 由加利のために必要なことを言ってくれてる。 保証人のこととか。大事な友達だ。 探偵さんも、いいなあ。やあやあ。 桔平の手記。 妻の佑子。息子の雄太。 これは由加利のことよね。由加利が男の子がほしいと言ったから息子にしたのよね。 過去の思い出じゃなくて、これから起こる未来の話しよね。だって雄太が持ち帰った宝物は、実際にはまだ灯台にあったもの。 元妻のことじゃない。はず。 なのに、佑子と雄太が住むのは事件のあった蔓薔薇の家。えっ。。。 こうしないと由加利を導くのに不都合だった? 桔平の気持のひっかかりの表現だった? とは思うけれど、由加利と元妻を混同する感じは、私的には嫌だと思ってしまった。 桔平が目覚めて、元気になって、 自分の両親と元妻の両親に会って、 元妻と子供のお墓参りをして、 それから、新しい一步を踏み出してほしいなあ。。由加利と一緒に。 あとで映画も観たいと思った。
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