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僕らだって扉くらい開けられる
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僕らだって扉くらい開けられる

行成薫(著者)

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僕らだって扉くらい開けられる

1,760

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2017/11/24
JAN 9784087711264

僕らだって扉くらい開けられる

¥1,760

商品レビュー

3.5

22件のお客様レビュー

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2024/08/08

面白かった。完璧でもスーパーヒーローでもない普通の悩みをそれぞれ抱える超能力者(弱め)達のキャラクターも良い。最後はとてもかっこよく感じた。

Posted by ブクログ

2024/06/29

さわらずに物を動かせる! ……ただし10cmだけ 相手を金縛りにできる! ……でも力を使うほどハゲる 目を見ると心が読める! ……でも他人の目が怖くて見られない etc… こんな役に立たない能力(ルビ:ちから)、なくてもよくない?? ある日突然、不思議な力に目覚めてしまっ...

さわらずに物を動かせる! ……ただし10cmだけ 相手を金縛りにできる! ……でも力を使うほどハゲる 目を見ると心が読める! ……でも他人の目が怖くて見られない etc… こんな役に立たない能力(ルビ:ちから)、なくてもよくない?? ある日突然、不思議な力に目覚めてしまった五人。 悪戦苦闘しながら能力と向き合ううちに、 さえない毎日が、思いもよらない方向に転がりだし――。 すごく面白かった!超能力があるけど、すごく中途半端な能力。小さなのもを右に10センチだけ動かせる能力、水分を含むものを触るとその持ち主のことを見えるけど、極度の潔癖症とか本当にウケた。 それぞれの超能力者がそれぞれの生活を営んでいるかんじだけど、意外にみんな繋がっているかんじも良かった。能力者が必ず行ったことがある食堂の三葉食堂は読んでいて魅力的なお店だったし、名物の定食は食べたくなった。おばちゃんが作る特製のタレもつけて食べてみたい。 最終章でバラバラだった能力者が、あることがキッカケで集合し、力を合わせて「扉」を開ける。みんな中途半端な力だと思っていたけど、みんなが集まればできるのすごくいい。そういう話好きだなぁと思った。 発火能力を持っている亜希子さんの夫は、なんだか嫌なやつだなぁと思ったし、読んでいて「もうこんな夫なんか捨てちゃいなよ!」って思いながら読んでいったけど、これって亜希子さんの能力と関係するんだろうなぁと思った。イライラが募ると物を燃やす能力。まぁ、更年期だと思われていたのちょっと笑ったけど。 三葉食堂の息子で元教師の引きこもりのサトルくんの能力が読心術なの辛いよなあって思った。彼は優しい人だから、人の心の声が入ってくるのは辛いよね。人間不信になって引きこもるわけも分かる。だけど、最後の最後で彼は勇気を出して扉を開けに行ったのはすごい。そして、少しずつ外の世界へ出ていくのも頑張ってほしい。 あとなんの能力も持っていないけど、何気に毎回出てきた北島も良かったな。結構、うざい先輩だなって思ったけど、なんだかんだでいい先輩なのかもしれない。アヤちゃんが、知ってしまった北島の過去は少し悲しかったし、いとこであるアヤちゃんにいい顔したい北島の気持ちもわかるけど、ちょっとうざいんだよなぁ〜まぁ、そこが北島というキャラなんだろうけど。 20.4.6.29 読了

Posted by ブクログ

2024/06/10

何の役にも立たない力。 誰のためにもならない力。 そんな「力」しかないと気落ちする人たちが、 何かのために、誰かのために、と自分を奮い起こして前へ進む物語り。 「誰かのために生きているわけではないが、誰かのためになる仕事は、楽しい。」(289ページ)

Posted by ブクログ

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